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樹海

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 去る正月の全国高校サッカー選手権大会で、野洲高校が優勝した。滋賀県勢の初優勝だそうである。知る人ぞ知る学校らしい。「やす」と読むのを知らなかった人も多かっただろう。この学校のサッカーの特徴というか、戦術は、個人技を尊重して、プレーさせることだった。いってみれば、ブラジルに似ていた▼ブラジルのサッカーだって、近年は個人技だけに頼 ...

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 二十四日からカーニバル――。本場リオのカーニバルにはなくてサンパウロ市にあるものは何か? それはトルシーダ(サッカー応援団)が中心になったエスコーラ・デ・サンバだ▼リオのサンバ校連盟は、当初からトルシーダ系サンバ校のグルッポ・エスペシャルへの参加を禁止してきた。しかし、サンパウロにはガヴィオン・ダ・フィエル校という、ブラジル最 ...

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 去る一月の日本語ふれあいセミナー(日本語センター主催)に参加したグァタパラ日語校の女子生徒が「来年も絶対参加する」と、今から言い張っているそうだ▼日本語が得意な子供たちにとっては、楽しい四日間らしい。今年、第七回を終え、参加校、参加者の間で総体的に人気が上昇しているのは、主催者のPRだけではない、事実だ▼それにしても意外だ。自 ...

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 もう40年近くも前の話だが、日航の社長室を訪れたことがる。M氏の手紙を届ける使い走りなのに社長は若輩を丁重にもてなしソフアーに誘い「安全第一」の話を静かに語られたのを今も忘れない。社長は松尾静麿氏であり「俺は夜も安心して眠れないんだ。日航の飛行機は24時間、世界の何処かを飛んでいる。人の命を預かっているんだ。事故の可能性が頭を ...

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 あのコロンブスが発見?したハイチの騒動は続く。イスパニョーラ島の西側にあるこの国の歴史には悲劇もいっぱいあるが、ラ米で初めての独立国であり世界初の黒人共和国でもある。ナポレオンの派遣した軍隊とも戦い独立を達成したのが1804年だから日本では江戸である。原住民のアラワク族はスペインによって虐殺され全滅し、アフリカからの奴隷が建国 ...

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 留学生・技術研修員やデカセギたちが、日本でぶつかるイヤな現実。聞いたこともあるし、読んだこともある。だから、確かにある現実なのだろう▼技術研修員の日本語能力が同じ程度なら、色白の非日系人のほうが、日系人よりもていねいに世話してもらえるという。非日系人なら致し方ないが、日本人と同じ顔をして、どうして日本語ができないの、と言われる ...

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 〇八年は日伯交流年であり、国レベルで交流を深める貴重な一年間だ。〇八年一月に交流年が始まることを思えば、すでに準備期間は二年を切った▼交流の基本は人間と人間、国民と国民が顔を会わすことではないだろうか。二十五万人もの移民が来て、この国で苦楽を共にしているから、ブラジル人にとって日本は遠い国ではなくなった。だが、その移民の流れも ...

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 ボランティア・グループ『あしあと』が、着々移民名簿のローマ字化をすすめている。最近、名前(漢字)の読み方で、問い合わせを受けた。名前の読み方はむずかしい。日本人でも読めないのがあるのに、まして二世や三世たちは、と思う。しかし、熱心にやっている▼『あしあと』が、この仕事を思い立ったのは、子孫たちが「先祖は、いつ、どこから、どうし ...

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 「高安犬物語」で直木賞を受賞した戸川幸夫は、動物文学作家として知られる。あのイリオモテヤマネコの発見に大変な功績があったし動物に関する数多くの作品を遺してもいる。世界には40種のヤマネコがいるけれども、日本にはツシマヤマネコと2種がおり真に貴重なものであり、特別天然記念物にも指定されている▼あの発見には戸川幸夫をはじめ西表島の ...

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 秋篠宮妃紀子さまがご懐妊され9月にはご出産の予定という。秋篠宮ご夫妻には、眞子さま、佳子さまに次ぐ3人目のお子さまとなる。両陛下にとっては、皇太子ご夫妻の長女・愛子さま以来の慶事である。この明るいニュースを喜び、国民がみんなで心からのお祝いを申し上げたい。東京をはじめ北海道や九州の人々もが「おめでたい」の話題でもちきりなのも嬉 ...

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