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樹海

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 でぃきらしよう!(大いに盛り上がろう)―。沖縄県人会が主催した第三回弁論大会が六日、同本部で盛大に開催された。取材には行ったが、静岡出身のコラム子には正直言ってさっぱり分からない。久しぶりにガイジン気分を味わったが〃通訳〃してもらうと、なんと面白い内容かと驚いた▼「ウチナーグチを教えてくれる人はいませんか?」と問いかけたのは、 ...

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 先月催された「サロン文協」は、例年と比較し、イベントとしての〃存在〃を、文協執行部に軽視されたということで、推進役の美術委員会の憤懣は、今月に入ってもまだ消えていない▼年間を通じてもっとも重要な芸術行事が、他へ会場を貸したという理由から、踏みにじられた怒りと(執行部への)失望である。長年、開催にかかわってきた豊田豊美術委員会委 ...

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 アメリカでは中南米を「裏庭」と呼ぶらしいけれども、この地域はなかなかにしぶとい。あのカストロ議長は自慢の鬚も白くなりいささか肥満気味だしかっての精悍さはない。だが―。革命思想への信頼は昔に倍するし、歯切れのいい演説は見事なばかりである。そんな影響でもあるまいが、ヴェネズエラのチャベス大統領を筆頭にルーラ大統領やアゼンチン、チリ ...

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 11月3日は「文化の日」で列島は多彩なイベントが繰り広げられる。秋の叙勲もあり華々しい舞台が演出されるし賑やかな祭り気分に浸れる。この日の東京は晴天で秋空は澄み切った青色だったようだが、皇居では文化勲章の親授式があり「放浪記」を演じる女優・森光子さんや名医・日野原重明氏ら5人に天皇陛下から勲章を手渡され感激の面持ちだったと外電 ...

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 訪日して、高校生世代前後の女性たちの日常的な行動を垣間見て少し驚いた▼一つは、昔が失われていないと思ったこと。駅のみやげもの屋やスーパーの店員が、釣銭を受け取るのを忘れた客を小走りで追い、渡していた。これは、店員の美質でなく、経営者による接客指示なのかとも考えた。が、それでもすばらしい。ブラジルではまず絶対といっていいほどあり ...

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 今月下旬には、延期されていた日伯21世紀協議会の初会合がブラジルで行われる。日伯間の関係をどう活性化させていくのか、政府レベルでの大きな青写真を描く重要な会議だ。日本からは座長として河村建夫衆議(日伯議員連盟事務局長)ら、重要政治家の来伯も予定されている▼経済、学術、デカセギ問題など懸案は多いが、百年祭も課題の一つ。今のところ ...

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 政党の実力がこれほどまでに強いのか―と思う程に凄まじい。云うまでもないが自民党の所属議員処罰の物凄さに驚いている人は多い。綿貫民輔元衆院議長や亀井静香氏ら9人は除名されたが、次には野呂田芳成元農相も除名となり10人が、いわば自民党から追放されたのである。小泉首相が政権を賭けて闘った郵政民営化法案に反対したために受けた罰だが、こ ...

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 在日米軍の再編をめぐる交渉がほぼ固まった。焦点である米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先は、同県名護市辺野古埼にあるキャンプ・シュワブの陸上と海を埋め立て滑走路建設することで合意した。日米の話し合いは難航し、一時は決裂寸前にまでいったが、最後は米側が譲歩し何とか物別れを避けたのは喜ばしい。だが、沖縄の反発は激しく、これを ...

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 最近、「百周年はいま一体どうなっているのか」について心配し、問い合わせてくる人が増えてきた。いまのところ祭典協会からは記者会見などの連絡はいっさい入っておらず、我々もわからない▼二年八カ月後にひかえた本番に向け、どのように日系社会を盛り上げ、どうブラジル社会や日本側を巻き込んでいくのか。例えば、年の前半には日系若者向けイベント ...

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 ブラジルは犯罪が多い。「誘拐産業」と呼ばれる言葉までが生まれ、とりわけ銃器犯罪が多発している。昨年の拳銃による死者は3万6千人余と世界最悪を記録しているし、暴力が町を支配している。リオやサンパウロ市民は銃による暴力に困惑しながらも、静かで平穏な暮らしを求め「平和行進」を繰り広げたりしているのだが、日々の暮らしは暗く陰鬱な影が付 ...

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