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樹海

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 「天皇」も「自衛隊」をも容認いたします。党を創立してから一貫して「天皇制の廃止」を唱えてきた共産党が、党の綱領を改正して新しく生まれ変わろうとしている。尤も、そこはさすがに共産党と言うべくか。「存廃は将来、国民の総意によって解決されるべきものだ」の一項を加えるのを忘れない▼自衛隊にしても「国民の合意で解消に向かって前進を図る」 ...

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 日本の在外選挙で、来年からサンパウロ総領事館での公館投票が実現される見通しだという。過去、衆議と参議の選挙が実施され、海外在住者も投票した。但しブラジルの場合、唯一サンパウロ総領事館のみが公館投票を実施せず、有権者は郵便投票をせざるを得なかった。煩雑な手続きには誰もが往生した。「次回から投票はやめた!」の声も聞かれる始末。選挙 ...

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 国内産の鶏肉がブラジルの養鶏場で育成されたものだったり中国から輸入したホウレン草には人体に有害な農薬がびっしりと日本の食べ物はかなり危険でややこしい。牛の肉での騒動もあるし、韓国か中国から取り寄せたアサリを日本産として売りさばく悪質な業者もいる。日本人が大好きなウナギも台湾で養殖されたものが多いのに「天然鰻」と称したりも▼コメ ...

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 本紙の「ぷらっさ」は読者の広場であり投稿者の顔触れは多彩だし、心打たれる文章も多い。先日の十九日には寺田賢水さんが「お茶」の題でこの国に茶栽培を導入した故・岡本寅造氏との想い出を記している。賢水さんはすでに卒寿に達するが弁舌は爽やか。若き日に夢を膨らませたハルピンの話も熱っぽい。恐らく。日本移民のビアジャンテとしては最長老の一 ...

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 ブラジルの六月は「祭りの月」。田舎風というか田園風の衣装に身を包みケントンを呑みながら踊り楽しむ「フェスタ・ジュニーナ」は多くの恋物語を生む。縁結びの神様・サント・アントニオは日本で言えば「出雲の神様」でありサント・カザメンテイロとも呼ばれ人気が高い。これに続きサン・ジョアン祭がありサン・ペドロ祭でやっと終わる▼大きな街路に花 ...

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 きょう六月十八日は、日本移民95周年。第一回笠戸丸移民がブラジルに巨歩を印した日だ。各地で記念ミサに始まって多くの行事が催される。今から四十五年前の移民50年祭には、生存者百五十人を数えたのに、こんにちはパラナの中川トミさん一人になってしまった。時の流れに容赦はない。新陳代謝は続けられる▼ありあんさ史研究家・木村快さん寄稿の『 ...

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 ブラジルは多民族国家であり文化や暮らし振りもそれぞれが個性的ながら多彩な色を誇る。白人が最も多く次いで黒人と白人の混血と黒人がほぼ半数を占めている。ポルトガルの植民地の頃にアフリカから奴隷として導入された影響が大きいのだが、このためか世界的に見ても「白人と黒人の差別の少ない国」として知られている▼確かに旧南アフリカのアパルトヘ ...

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 星野監督が率いる阪神は騎虎の勢で快進撃中である。「虎に怖いものなし」の見出しが本紙スポーツ面に躍っていたけれども、今や恐れるものなしの勢いでファンを沸かせる。宿敵・巨人ジャイアンツは二位に迫ってはいるが、その差は八・五ゲームと大きい。これまでの六十一試合で勝ち星が四十一で負けが十九。勝率は六割八分三厘の堂々たるものである▼尤も ...

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 広島県人会の新会館が完成した。待望の、同県人会員、および子孫たちのよりどころだ。完成後、最も大事なことは、活用することである。同県人会の催しに使用するのが最優先になろうが、広く一般に開放して可能な限り多角的に生かすのが肝要だ▼構想によると、日本語教室などをスタートさせる。これは県人会関係者限定でなく、受講希望者には広く門戸を開 ...

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 北朝鮮の「万景峰」号が出港を中止するのニュースは日本を沸かせに沸かせた。計画では北朝鮮の元山港から新潟西港に入港する予定だったけれども「(日本の)厳戒で航行不能」となったのが中止の理由だと「北」は言うけれども、これは日本の入港阻止作戦が巧を奏したと見たい。万景峰号は以前から大型工作船の疑いがあり「不正の温床」とされていた▼日本 ...

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