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大耳小耳

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2005年8月18日(木)  援協巡回診療班が南マ州での診察を終えて、このほど帰聖した。州都カンポ・グランデでは日系人医師が多く、文協の要職に就いている人にも医師が目立つという。以前、日系病院を建設しようという動きもあった。巡回診療班は長らく同市で診察していないが、今回、地元医師らと懇談する機会を得た。同班は診察への協力を求めた ...

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2005年8月17日(水)  「前原城」の石垣代わりとなっているのは、高さ約三十メートルの岩山。元々、パラグアイ人所有の土地だったが、開墾した二町歩の畑と交換した。「サルかに合戦じゃないけど、向こうにとっては、柿の種でおにぎりもらったと思ったでしょ」と笑う前原城主。日本では、三十年ローンのマイホームを手に入れたサラリーマンの自嘲 ...

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2005年8月16日(火)  ポル・キロ食堂の盛衰は激しい。リベルダーデで「日本食の店」と看板をあげても、かならずしも営業が長く続けられるとは限らない。永らえる店は「安いこと」「料理を変えないこと」。一時的に客がどっと来たことに気を強くして値段をあげると、さぁーと客足がひいてしまう。リベルダーデ区内にはサラリーマン相手の「昼食」 ...

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2005年8月13日(土)  碑に刻む名前を調べるのに、三年かかったというアダイール・ペドロ氏。調査中に多くの名前が間違って登録されていることに気付いたが、確認は不可能と判断、「登記されている名前そのままにした」という。文協もないマットン市で非日系人が調査にあたり、建設まで行った。百周年祭典協会の祭典委員も務める田中委員長は「非 ...

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2005年8月12日(金)  モジ市で八日に強盗被害に遭った方に様子を伺おうと電話したところ、やはり直後のショックや恐怖が残るのか「そっとしておいて」と話を聞かせてもらえなかった。が、不幸中の幸い、前科者の写真を手がかりに犯人は逮捕され、家からは盗まれた家財道具が見つかり、ほぼすべて返ってきたという。治安の悪さは改善されてほしい ...

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2005年8月11日(木)  東京老人ホームの日高登元理事長が六月に亡くなり、遺族がこのほど援協に寄付を申し出てきた。日高氏は小畑博昭援協元事務局長の大学時代からの同級生。七〇年代半ばから同ホームの有志に協力を求めて、日系老人ホームの入居者に毎年、小遣いを送ってきた。送金は三十年の節目に終ったが、日高氏は、その後も個人で寄付を続 ...

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2005年8月10日(水)  総選挙の公示予定日まであと二十日あまり。候補者にとっては短期決戦となるが、郵便投票を考えている人にとっても時間は限られている。投票用紙の請求から市町村選管での手続き、投票用紙が送られるまで。郵便事情を考えると、余裕たっぷりというわけにはいかないだろう。サンパウロ市内で、普通郵便が最短五日で届いたとい ...

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2005年8月9日(火)  総選挙が決まり、総領事館でも在外投票の対応に追われている。公示の予定は三十日。公館投票にはまだ時間があるが、郵便投票の場合、投票用紙の請求等にかかる時間や郵便事情などを考えると、そうゆっくりもしていられない。      ◎  文協の小川彰夫理事が、去る三日の「水曜シネマ」当日の停電騒ぎに関して、臨時態 ...

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2005年8月6日(土)  県連の日本祭りは、来年も開催されることになった。主催者による今年の正式反省会はまだない、という。しかし、祭り会場に行って、実際に見た一般の人たちの評価はおおむね高い。会場立地にくわしい元州議の下本八郎さんも「成功だった」とねぎらっていた。そして「県連の祭り開催能力は高い。百年祭でも(能力を)生かせない ...

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2005年8月5日(金)  文協ビルが三日、停電になり、同ビルで働く、職員はロウソクや非常灯の元での仕事を余儀なくされた。停電は午前十一時半ごろに起こり、午後三時を過ぎても復旧していなかった。援協診療所は地下にあるため、日が差さず、処方箋を読むのも一苦労。診察待ちもひどかった。この日、水曜シネマがスタートした。こちらは発電機があ ...

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