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大耳小耳

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2005年8月4日(木)  神戸市の日伯協会のボレチン『ブラジル』(七月・八月号)が、去る五月末のルーラ大統領訪日を扱い、在日ブラジル人の気持を代弁した。大統領訪日について日本の主要紙はほとんどふれず、「警官の拳銃強奪事件」だけを大きく取り上げた、ブラジル人少年たちが置かれている状況を考えようとしない日本の現実を深く感じたようだ ...

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2005年8月3日(水)  噂には聞いていたが、ピラポ二、三世の日本語能力はすごい。会話はほぼ日本人と変わりないし、中学校卒業時にはほとんどが日本語能力検定試験の一級、もしくは二級を取得するという。友達なども日本語、スペイン語、どちらの言葉が得意かでグループができるそう。日本語グループに属るある三世の女の子。「スペイン語が得意な ...

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2005年8月2日(火)  YOSAKOIソーラン初出場の若葉チーム。クリチーバの梶原ヒロシさんの子ども六人だけで踊り始めたのが最初だという。そのうちそれを見ていた子どもたちが参加したいと言うようになり、今では九歳から二十一歳まで、三十一人のグループに。今回の出場も子どもたちから「出よう」と話を進めていったという。ヨサコイの芽は ...

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2005年7月30日(土)  北パラナは「歌謡」が盛んなところとして、自他共に許していた。アセル(ロンドリーナ文協)の歌謡大会の参加者の全盛期は十年ほど前だったそうだ。ここ数年は特に減っており、今年(第五十一回)は百人を割ったという。年少者層の参加が少なくなったことに、指導層・関係者は危機感を持っているようだ。対策が話合われるが ...

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2005年7月29日(金)  タカヤマ・ヒデカズ連邦下議提唱の「日本移民の日」。法令の文言などは、七六年に定められた移民の日と異なるのかもしれない。六月十八日が日本移民の日であることに変わりないので、どうもしっくりこない。「それ、おかしいよ」「無効になるんじゃないの?」などと疑問の声も聞かれる。敬意を表されているというのは喜ぶべ ...

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2005年7月28日(木)  六月中に、援協福祉部に入った相談件数は千百二十九件。トップは「結婚」で四百三十五人(三八・五%)。「老人」(三三・九%)を四・六ポイント上回っている。援協お見合い会が先ごろ実施され、問い合わせがかなりきたようだ。会報(七・八月号)によると、お見合い会には二十代から七十代までの計七十一人(男性三十四人 ...

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2005年7月27日(水)  老人憲章の制定などで行政による老人ホームへの規制が厳しくなっており、衛生状況や手すりなどの設備について多くの注文がつけられるようになった。スザノ・イッペランジャホームは〇一年に新築なった。このほどようやく、市から正式な営業許可が下りた。同市では最近、ある老人ホームが閉鎖を命じられた。日系人が一人入居 ...

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2005年7月26日(火)  バウルーのパウリスタ神社は、パウリスタ線にある数少ない神社の一つだ。車の事故が起きないよう毎年の大祭で「参加車」にお祓いをすることで知られる。今年の大祭の奉納行事は、同地日本語学校の和太鼓チーム「無限響」の演奏だった。演芸会ではカラオケ・ダンスが披露されたが、これはさすがに「奉納」の部には入っていな ...

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2005年7月23日(土)  東京で勤務する警察官は約四万五千人。同じ一千万都市であるサンパウロ市では約二万人と、その半分にも満たない。徳田専門家によれば、日本全国にある交番は四千六百五十五。日本の国土と同じサンパウロ州内の交番は約二百二十とこれも比較にならない数字だ。地域警察による検挙率は全体の七、八割を占めるという。この国に ...

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2005年7月22日(金)  七十年の同窓会を開いたヴァルゼングランデ日語校。会場となった同文協には今も、六十年近く前に建てられた最初の寄宿舎がある。会に出席した人の中には、かつて自分が暮らした場所を訪れる人もいた。コチア産組が所有していた同文協の土地は、これまで二回レイロンにかけられたという。落札されることはなかったが、いつ三 ...

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