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オーリャ!

コラム オーリャ!

 最後の切り札、これで選挙にチェックメイト。決選投票二日前のレオポルジーナ案撤回宣言。裁判の話は置いといて、これでツメはばっちりか。  で、センターはリベルダーデに、というのが落ちるところに落ち着いた代替案。土地を取得した池崎博文氏ともすでに話は進んでいるそう。  実は上原会長、高校、大学時代の六年間、リベルダーデに住んでいた。 ...

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 捨てる神あれば、拾う神ある。グティエレス・エクアドル前大統領が国会で解任され、ブラジルに亡命してきた。ニュースを見ながら、そんな言葉が頭をよぎった。  政権基盤強化のため、同前大統領は昨年末に最高裁判所の判事を大幅に入れ替え、国民から大反発を買っていた。受け入れ国があったのは、幸いなことなのだろう。  人事と言えば、援協でこの ...

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 一九一五年四月二十四日は、アルメニア系移住者にとっては民族的に忘れがたい日だ。  トルコ政府はアルメニア人政治リーダーを、この日に大量殺害。これを虐殺開始日として記念日にした。以来、第一次大戦中から二二年頃までに大多数(百五十万人とも言われる)が虐殺され、その一部がブラジルに逃げのびた。  この日曜日二十四日、虐殺開始九十周年 ...

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 祖父の遺伝子か、長髪にしていたせいだと思う。髪がやや後退している気がする。でも、周囲には強がっている。いまは、ハゲの時代だと。  新法王の名前の由来となった聖人ベネディクトのお顔を、教会で拝見した。毛むくじゃらの長いひげが目を引くが、頭は対照的にツルツル。  身近な政治家で言えば、アルキミンサンパウロ州知事がそうだ。市庁舎の屋 ...

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 ポンペイアの細梅鶴孫さんの句。「スシメンと言ふは異人よ鮪ずし」。日本人が外国に来ているのだから、日本人のほうが異人だろうとの解釈もあるが、俳句の世界では異人は非日系人。ワサビを全く利かさない寿司を握ったりする。  さきごろ、フォリャ・デ・サンパウロ紙報道の〃余波〃で、市の衛生監督官がセアザに行き、生(なま)魚数種を寄生虫検査用 ...

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 タンクレード・ネーヴェス元大統領の死因を巡って、論議を呼んでいる。病理学者がテレビ番組で、国民の動揺を恐れて公式見解を変えざるを得なかったと発言したのが発端。これに対して、遺族が反発している。  民政移管後初の大統領。就任後僅か一カ月余りでこの世を去った。重病を抱え、よく国の元首になったものだと思う。余程の反骨精神があったのだ ...

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 「教師を続けるには、もの凄いエネルギーが必要です。教師にやる気を出させてくれるのは、父兄や文協の協力です」とピラール・ド・スール日本語学校教師の渡辺久洋さんは、『聖南西地区日本語教育史』で訴える。  「日本語教育の重要性を文協会員全体に説き、日本語学校を盛り上げる。これは文協がやるべきであり、文協にしかできないことです」。現実 ...

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 現在のアパートに引っ越した日。エレベーターの前でへぇーと感心して、立ち止まった。扉の脇に、こんなことが書いてあった。  「人種、性別、肌の色、出自、社会的身分、身体的欠陥(中略)により他人を差別する行為がエレベーター内であった場合は罰金を課す」  九六年に制定されたサンパウロ市の条例らしい。でもね、と思った。差別されたところで ...

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 昨年九月、小泉首相を空から迎えて、移住地始まって以来という驚き、感激を味わったグァタパラ移住地。去る三月、首相の揮毫をもらった。同地文協は、記念石碑建立のため、さきごろ石屋を選定、準備に怠りない。  石屋の話では、石はミナス産、約三トン。完成まで三カ月かかるとか。七月十日の入植祭には間に合うだろう。石碑建立にまつわる話を知った ...

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 トトカルチョをやっている、という話はまだ聞かないが、かなりの盛り上がりを見せている文協会長選挙。  編集部にも事情に疎い非購読者から「一体全体、どーなってるの?」と電話があるほど。  直接投票にしても委任状にしても、大事なのが会費納入の確認だろう。 これは自覚の問題で現執行部幹部にも未納が発覚しているくらいだから注意が必要だ。 ...

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