オーリャ!

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     深い紺色の制服、制帽姿が凛々しい。十五日、東洋人街のそこかしこを日本の海上自衛隊員が颯爽と歩いていた。  すれ違い様、感激の面持ちで声をかける移民をみる。練習艦のサントス入港は六年ぶりだ。次の機会は

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     パルミット――サラダにこれが盛られると高級感?。北パラナの開拓当時を知る人たちは「森林のなかには、至るところに生い茂っていたなぁ」と懐かしむ。  入植者たちの毎日の食卓に野菜代わりに並んだ。「緑繊維

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     行き先を告げないバス旅行はいかが?  岩手県人会婦人部が、そんな企画を検討していたそうだ。温泉地や釣堀など県人会の親睦旅行もマンネリ化。ミステリーツアーに新しい刺激を求めたいところだった。「日本では

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     日系社会活性化を目指して始められたYOSAKOIソーラン。旗持ちとして重要な役割で参加した非日系アレックス・モライスさん(23)は、日本文化に興味を持ち日語教室に通っていたことから誘われた。「来年も

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     『西日本新聞』に「参院選、燃えない海外有権者」「日本への帰属意識希薄」と書かれてしまった。日本側がそうみていることについて、何も感じないとすれば、やはり意識が薄くなっているのである。これは、駐在員で

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     なるほどな――思わず、頷いた。パラナ州日本移民史料館にある「農家成功双六」を目にしたときのことだ。  全二十五コマに「開拓」「植付」など勤労の貴さを語る言葉だけでなく、各コマに「豊年に巾着の紐をしめ

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     日系人の女性弁護士がこのほど、日本人男性と在日ブラジル人女性との偽装結婚に関わったとして、日本弁護士連合会より業務停止二カ月の懲戒処分を受けた。  これまで東南アジアの女性が日本人の配偶者を装って入

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     在聖総領事館初の公館投票が行われ、登録者数一万一千六百五人中、千九百九十九人が投票した。単純計算すれば投票率は一七%。基本的には「お寒い」限りだが、ことはそう簡単でもない。  郵便投票がどれだけある

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     「この町が大好きだ/サン・ポールは心にしっくりくる/ここには伝統なんかない/偏見がない/古代的でも近代的でもない……」。スイスの詩人ブーレーズの詩篇「サン・ポール」の始まり。描かれるのは一九二四年の

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     海上自衛隊練習艦隊のリオ入港は十五日。歓迎を仕切るリオ州文化体育連盟は、隊員たちにボランティア活動をしてもらい、本場のサンビスタの踊りで遠来の労をねぎらう。サントス(サンパウロ)とは一味違う歓迎にな

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