オーリャ!
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コラム オーリャ!
アントニオ猪木が空気をかえた―。 「猪木祭り」が〇二年大晦日、埼玉新都心スーパーアリーナで開催された。前座のショッパイ試合(格闘技用語でつまらない試合)が続いていた会場。猪木の登場で空気が変わった
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コラム オーリャ!
最低賃金は障害者には当てはまりません―。来伯した長崎県普賢学園の本田雄峰理事長(五〇)は苦々しく漏らした。五十歳で定年を迎える日本の障害者たち。月給が二十万から、五、六万までと能力によってその差は大
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コラム オーリャ!
全僑民主和平聯盟巴西支盟の会員大会が二十四日、サンパウロ市リベルダーデ区の金属労工会館で開かれた。 この支盟は台湾政府の肝入りで同国系移住者が昨年つくった団体。その名の通り世界の平和に寄与すること
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来年サンパウロ市にポーランド文化センター(Casa de Cultura da Polonia)を開館させると、同国の在聖総領事が発表した。来年四月に同国がEU加盟することを受けて、ポ伯交流を盛んに
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日本の円借款がブラジルの水環境の将来に大きな役割を果たしている。 チエテ川整備に四百九十四億、北東伯の上下水道開発に総額四百六十二億、サンパウロ州沿岸部衛生改善事業に二百十六億。パンタナール周辺の
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「父は座間味、母は豊見城の出身です」。沖縄県人は、「ほほう」と身を乗り出す。 「私は本土出身です」というと、シーンと静まり返る。 同じことは琉球文化圏最北端の島に滞在中にも起こった。「あんた、いつ
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パラナ州やサンパウロ州奥地へ久し振りの出張で訪れた。車窓から、多くの日本人開拓者たちの名前を冠した橋や通りが目に入り、改めて地方における移民たちの活躍に思いを馳せた。 今までサンパウロ周辺が取材の
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カラオケ大会の開催に当たっては、四千五百レアルを集めれば、黒字を維持出来ると言われる。出演料は一人十五レアルが相場だから、三百人分の計算だ。 経費は会場の確保、審査員への謝礼、賞品の購入などに使わ
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邦字紙記者で故・安立さんの世話になっていない者は、まずいない。次々と文化協会会長や職員が入れ替わる中で、流れに打ち込まれた杭のように事務局長に留まり、新米記者にも日系社会の〃地図〃の読み方を分りやす
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コラム オーリャ!
つい涙を誘われた。 故郷をいつまでも忘れずにね―。平良とみさん独特のおばぁ口調に、大島保克さんの島唄「イラヨイ月夜浜」が絡む。〈月夜浜には花が咲く ゆりのような花が咲く〉 月と花。哀切なメロディ