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コラム

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コラム オーリャ!

 アルゼンチン生まれの革命家チェ・ゲバラの青年時代を描いた映画を、ブラジル人監督が撮った。ゲバラが挑んだ南米縦断バイク旅行に焦点をあて、その主題歌が今年のアカデミー賞で受賞した「ディアーリオ・デ・モトシクレッタ」だ。  秀作とはいえ、ブラジル人が舵を取って映画化したことを、素直に喜べないアルゼンチン国民も多いはず。なにせ、両国は ...

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コラム オーリャ!

 「名は体を表す」という言い方がある。ブラジル日系老人クラブ連合会は、さきの臨時総会でポ語の会名を変更した。ときどき日本語名も変えたらどうだろう、と意見が出る。現在の名称の「老人」は年寄りくさく、「クラブ」は遊びの印象があり、よくないというのだ。賛否両論がある。  お手本の日本の同趣旨の団体が「全老連」(略語の表記をみれば、ブラ ...

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コラム 樹海

 その昔―。「箱根山の合戦」で東急の創業者・五島慶太と派手な大喧嘩をした堤康次郎という梟雄とでも申すべき人物がいた。戦後には衆議院議長をも務めた政治家だったが―。「西武王国」を一代で築き上げた辣腕家として知られる。東京地検特捜部に逮捕された西武グループの総帥・堤義明氏の実父である▼故・康次郎氏の女性好きはかなり激しい。入籍してい ...

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東西南北

3月5日(土)  セアラ州ソブラル市のスーパーで警備員を射殺したペドロ・B・アラウージョ判事は、発砲は事故だと供述した。犯行現場はカメラに録画されているが、両人はスーパーの内外で口論し、つかみ合った。相手が政府の関係者と見た店主は、入店を許可。判事は手に拳銃を持って入店、近くの人たちが逆上した判事をいさめたが、その直後に警備員の ...

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コラム オーリャ!

 麻雀をする機会がしばしばある。四人で四方山話をしながら、ビール片手にジャラジャラ。賭け事のイメージが強いが、頭と手を使うので、絶好のボケ防止策として日本では老人ホームなどで取り入れられているようだ。  コロニアの先輩方と囲んだおり、穴五や一発で白をツモれば上がり、などのコロニアルールもあることを知った(日本の地方ルールが由来か ...

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コラム 樹海

 県人会というのは、どうしてこうも似るのだろうか、とちょっと可笑しくなった。米国サンフランシスコで発行されている邦字紙『北米毎日』の一月半ばから二月にかけてのコロニア・ページに「県人会の新年会」開催のニュースがひんぱんに取り上げられた▼同地にブラジルと同様、全都道府県の県人会があるかどうか明らかでないが、すべての県人会が新年会を ...

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東西南北

3月4日(金)  所得税(個人)申告により税金の還付を受けられる人は、申告を三月十日までに行うと、最初の還付が六月から始まるので早く受け取れると国税局が通知した。還付金額は即時に通知できないが、国税局は申告書を到着順に処理するという。〇四年六月は還付受領者が百三十万人いた。その内七十五万人が、六十歳以上だった。三月一日は五万七千 ...

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コラム オーリャ!

 〈毎日山歌を歌って喉を潤し、眠るときは歌を枕にする。三食は歌をおかずの代わりに、悩んでいたら歌で愁いをなくす〉  中国南部の山奥に行くと、「客家山歌」が四方から聞こえてくるという。  黄河中・下流域から、度重なる戦火を逃れて南部の山岳地帯に入った客家。その日常生活の喜怒哀楽を、七言絶句の詩に託している。  カラオケは、台湾系コ ...

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コラム 樹海

 平成の大合併が進み、来年の三月末の市町村数は一千八百九十六までに減るという。今が三千と少しだから大激減と言っていい。岐阜の中津川市と島崎藤村の故郷である長野県・馬籠が越県合併するようなケースもあるし幾つかの町や村が一緒になるのは大いに結構なことである。こうした大型化は将来も進むのだろうが、新しく生まれる市町村の名前の付け方には ...

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東西南北

3月3日(木)  セアラ州地裁のペドロ・B・アラウージョ判事は二十七日夜、ソブラル市のスーパーで警備員ジョゼ・コエーリョさん(32)を射殺した。警備員は就職して三日目だった。閉店後現れた判事の入店を禁じたため、判事は激昂したとみられる。同州法務局は同判事を更迭、逮捕状を発行した。スーパーの監視カメラが録画した映像では、犯行を後悔 ...

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