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コラム

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コラム 樹海

  チリでの日中首脳会談が、これほどあっさりと物別れになるとは―。原因は胡国家主席が「靖国参拝」を持ち出したからである。小泉首相は衆議員の頃から靖国神社に参拝しているし、総理大臣になってからも引き続き参拝している。靖国には戦争で没した二百四十六万人余の御霊が祭られている神社である。日本の「無名戦士の墓」と言ってもいい▼その神社に ...

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東西南北

11月25日(木)  外国為替市場で二十三日、ドル相場は一ドル二・七四四レアルと、二〇〇二年六月十九日以来の最安値で取り引きを終えた。ドル安の要因として専門家らは、ロシアの中央銀行がドルを売る計画が明らかになったことを挙げた。ドル安はインフレ抑制に効果があることから、ブラジルの中央銀行がドル買い介入を実施する可能性は低いとみてい ...

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コラム オーリャ!

  一世としてどう百周年に関わるか? エリート二世中心の祭典協会執行部は、「我々は二十年後の日系社会を考えて構想を練っている」と言う。そりゃ立派なことだと誰もが思う。ただし、言葉を代えれば「その頃には一世はほとんどいない」ということでもある。  一世排除とは言わないまでも、それに近い雰囲気がどこかに漂うとは言い過ぎか。今回、日伯 ...

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コラム 樹海

   先日、グァタパラ(移住地)文協の役員数人が来社したおり、ほのぼのと温かい一方、哀しいような話をきいた▼お盆に笠戸丸移民など初期移民が埋葬された旧ファゼンダ墓地に神父をともなって墓参したおり、ユーカリ林となった旧墓地の一角にアマリリス、グラジオラスが育っており、花をつけたのもあったというのである。「グラジオラスが生えていたん ...

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東西南北

11月24日(水)  市警環境犯罪捜査課は二十一日夜、サンパウロ市南部ジャルジン・アンジェラ区とイタペセリッカ市の境界付近にあり、闘鶏の賭場として使われていた家を摘発、女主人を含む賭博者十七人を逮捕し、鶏百九羽を押収した。現場には三つの闘鶏場と、傷ついた鶏を治療する所もあった。一カ月前に告発があり、警察は客のふりをして現場に潜入 ...

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コラム オーリャ!

  身長百五十四センチと短?で、生来右足が数センチ短かったという。ブラジルを代表する画家ポルチナリだ。県連バス旅行で、その生家を訪ねたとき、初めて知った。  奥モジアナ線ブロドスキー市。家の敷地内には礼拝堂もあるが、壁画の聖人たちの顔がどうも見慣れない。と思えば、親族の顔を重ねて描いたそうだ。画家の遊び心か。  荘厳でも、人間味 ...

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コラム 樹海

  先の週末に遅まきながら「戦後移住の50年」に目を通した。横浜港を出航する移民船の「さんとす丸」が表紙を飾り、あの別れのテープが懐かしく右端に両手を高く掲げて見送る埠頭の人々にも胸が熱くなる。1963年7月2日の撮影とあるから戦後移民の最盛期が下り坂になってきた頃のものだが、左の端っこにはNHKの取材班がカメラで撮影しているの ...

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東西南北

11月23日(火)  サンパウロ市中央部カンブシー区の工場跡で二十一日正午ごろ火災が発生し、そこに住んでいたホームレス二人が負傷し、十七人が煙で中毒を起こした。現場には十八台の消防車が出動し火災は二時間後に鎮火。住民らによると、アレモンと呼ばれる古紙回収人が自分の棲家を二人の性転換者に奪われた仕返しに火をつけたという。      ...

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コラム オーリャ!

 「このごろ、さっぱり聴こえなくなった。とし(年齢)のせいだな、と当社を訪ねて来る人が、けっこういます。でも、長年耳アカを溜めて、聴こえなくなっている人が案外多い」――補聴器販売・ライソン社(日系)の日本語を話す女性社員の話だ。  同社を訪ねると、密室に案内して、時間をかけて診察をしてくれる。レシーバーをつけさせ、多種の、極めて ...

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コラム 樹海

 北朝鮮という国は解らない国家である。金正日総書記が一人で国を治め気に入らぬ者は収容所にほうり込む。平等であるべきな国民が飢え死のうが、そんな事は問題としない。日朝実務協議における態度も、まったく理解不能と申し上げる他はない。安否不明の拉致被害者十人についても「八人死亡、二人未入国」と従来からの主張を繰り返すばかりでは、日本の不 ...

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