11月20日(土) リオ・グランデ・ド・スル州パッソ・フンド市周辺地域にあるバラック小屋で十七日夜十時ごろ火事が発生し、二歳から六歳までの子ども四人が焼死した。材木で建てられた小屋には電気が引かれておらず、母親が子どもたちの部屋でいつも灯していたろうそくの火が、火事の原因とみられている。長女は現場から逃げて無事だった。火災発生 ...
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コラム オーリャ!
「おしゃれに我慢はつきもの」とよくいう。より美しく見せるためにヒールの高い靴を履いたり、体を締めつけるような服を着たり、女の努力は涙ぐましい。 世界三大瀑布・イグアスーの滝に来ても、女の、というより日本人女性たちの〃我慢〃は続く。 つばの広い帽子、サングラス、首にはスカーフ(かタオル)で完全武装。もしかしたら長袖のシャツ ...
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南日伯援護協会(ポルトアレグレ)の「援協ニュース」~徒然(つれづれ)~の欄に、長編の自分史をむりやり書かせられた?六十五歳のYさんの随想が掲載されていた。読んでいて笑いがこみあげてきた▼よくあることだが「オレはやるぞ」と人前で宣言し、引っ込みがつかなくなり、結局やらざるを得なかったという話である。ただ、自分自身を引っ込めない ...
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11月19日(金) サンパウロ州北部海岸のウバトゥーバ市で十七日朝、四十歳代とみられる男女が高波にさらわれ、死亡した。目撃者によると、二人はテノーリオの浜の岩場で写真撮影をしていた時に高波に飲まれ、岩に何度も叩きつけられたという。十五分後に救助され、病院に運ばれたがすでに息絶えていた。二人の身元は不明。同じ浜で十四日には二十一 ...
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11月18日(木) サンパウロ州警察麻薬捜査課の捜査官と職員計三人が十六日、麻薬密売と麻薬組織と関係を持った容疑で逮捕された。連警の捜査によると、捜査官らはコカイン二キロを六月に、一・五キロを十月に受け取っていたという。逮捕された捜査官らの弁護士は、おとり捜査で麻薬密売人に成りすましていただけと釈明。州検察庁は、おとり捜査には ...
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家具・家電量販店カーザス・バイーア。全国に三百軒以上の店舗を所有、小売最大手の一つだ。サンカエターノ・ド・スールで寝巻きや敷布などの行商から始まった。名前は、常連客の多くがバイーア出身だったことに由来する。 創業者は、ユダヤ系ポーランド人のサムエル・クレイン氏。第二次世界大戦中に強制収容所に送り込まれ、死と背中合わせで生き ...
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小さい頃から踊りが大好きで日本舞踊は舞台で披露するほどの芸を誇り野鳥の研究や盲導犬にも深い関心を抱かれる紀宮さまのご婚約が整ったのは嬉しい。真におめでとうございます。紀宮さまは国内の行事にもご出席になることが多いけれども、外国へも毎年のようにご旅行なさる。ここブラジルにもお出でを戴き移民らと語り合い苦労話に耳を傾けられたと聞 ...
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11月17日(水) サンパウロ市東部で十四日夜から十五日未明にかけて二カ所のマンションが強盗の被害に遭った。ジャルジン・アヴェリーノ区の高級マンションでは、犯人らが四戸の留守宅に侵入し、宝石やノートブックパソコンなどを持ち去った。門番も管理人も犯人らの侵入に気づかなかった。アルト・デ・モオッカ区のマンションには武装した八人組の ...
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ブラジルをめぐる各国の外交が活発化している―。十二日の胡錦濤中国国家主席に続き、十六日に盧武絃韓国大統領、二十二日にはプーチン・ロシア大統領が来伯する。南米の大国としての存在感は確実に高まっている。 日本経済新聞によれば胡主席は十二日、ルーラ大統領と会談し、現在対中輸出が禁止のブラジル産牛肉と鶏肉の解禁や、ブラジル内のイン ...
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「歌謡大会の話」をもう一つ▼サンパウロ市から北西の方向にのびていく鉄道の線をソロカバナ、パウリスタ、ノロエステ線と呼ぶ、というのは、新来移民のころ、すぐおぼえた。だから「三線七都市老人クラブ歌合戦」と聞いたとき、「三線」は考えるまでもなく、七都市とはどことどこだろう、と興味を持った▼すべてが、戦前、日本移民が多数入植し、苦労 ...
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