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コラム

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コラム オーリャ!

 臣道連盟によるテロの最初の犠牲者、溝部幾太の次女、樋口愛子さんと長女の吉雄ミユキさんにインタビューを行った。今まで語られることが少なかった家族側からの証言に、興奮を覚えながら聞き入った。  本紙四面の読者投稿欄「ぷらっさ」にも時折、当時の記憶や思いが綴られた投書が掲載されることがあるが、その記憶の鮮明さは驚嘆に値する。 時間と ...

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東西南北

8月14日(木)  十四歳の少年が十一日夜、リオ市北部地区サンクリストーヴォンにあるスポーツクラブ『ヴァスコ・ダ・ガマ』の寮で窓際にいた時、左胸を銃で撃たれた。命は助かったが肺に留まった銃弾は摘出できないまま。不思議なことに少年が撃たれたのは、TVドラマ「ムリェーリェス・アパイショナーダス」で登場人物二人が流れ弾に当たったシーン ...

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コラム 樹海

 アフリカ西端の穀物海岸に位置するリベリアを知る日本人は少ない。日本の本州の約半分の領土に三百万人の国民がいる小さな国である。国土は大きくないけれども、税制上の優遇で世界第二位の商船保有国で有名な国だ。独立したのは一八四七年。アフリカでは初めての共和国であり、米国の解放奴隷たちが打ち建てた国家なのである▼リンカーンの奴隷解放宣言 ...

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コラム オーリャ!

 病気や生活に困っている人達を援助している援協の活動をご存じですか?  援協は要介護老人の実態調査を実施、先頃、集計がまとまった。冒頭の問いは質問項目の一つ。  「はい」が三千五百十五人(七四%)、「いいえ」が千二百三十五人(二六%)だった。  結果に首をかしげた関係者もいたよう。「サンパウロ市、近郊に居住する六十五歳以上の日系 ...

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コラム オーリャ!

 京セラ名誉会長の稲盛和夫さんの経営哲学では「マラソンでなく常に百メートルダッシュで走る以外に方法はありません」という。経営危機に陥った盛和塾の塾生に「あなたは本当に〃誰にも負けない努力〃をしましたか」と稲盛塾長は念を押すという。  片や、離聖した赤阪総領事は「鳴かぬなら、それも良かろうホトトギス」と言い残した。会議所での挨拶で ...

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東西南北

8月13日(水)  本紙掲載の「マルタ市長に黒鶏投げる」の記事で、黒い鶏を投げ、警備員に取り押さえられた学生ヘルムートさんのリュックには、さらに白い鶏二羽もいた。同学生は市立市場で一キロ三レアルの鶏を購入。初めは鶏を広場に放つつもりだったが、演説前に計画を変更したという。同学生が所属する〃封建制度党〃は今年法学部内でできたばかり ...

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コラム 樹海

 「ブラジル事情を知る図書」の名が先ごろ本紙6面に連載された。いったいサンパウロにどれぐらいのこれら図書が入っているだろうか。高野書店主の高野泰久さんによるとリストにあげられた百四十一冊のうち絶版は十七冊。日本での入手は困難だが、ここではいまなお在庫管理しているとのことだ。訪伯する学者や研究者らが逆にこちらで書籍を求めて行くとい ...

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コラム オーリャ!

 旧市街を中心に発生した空きビル占拠事件。二十九カ所に約三千人が不法侵入し、巷間をにぎわせたのはまだ記憶に新しい。  そのひとつだったサン・ジョアン通りの旧テルミヌス・ホテル前を先日通りがかった。〃住人〃の気配は消え、割れた窓ガラスと落書きが痛々しく映った。  付近のバーでよく歌っていたサンバ歌手ノイチ・イルストラーダの七日ミサ ...

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東西南北 

8月12日(火)  十日のパンアメリカン大会で、女子800m走で金メダルを受賞したスリナム共和国のLetitia Vriesdeが、ドーピング(薬物使用)検査でカフェインと思われる物質の反応が出たことで失格となった。ドーピング・ケースは今大会初めて。通常、コーヒーやお茶などに含まれる少量のカフェインは許容量内に入いる。だが、同検 ...

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コラム 樹海

 韓国と北朝鮮を比べて米国のブッシュ大統領は「人工衛星から夜の朝鮮半島を写真に撮れば、南は眩い。北は真っ暗だ」と語ったのは昨年のことだ。アメリカの調査研究機関の推定だと、北朝鮮の発電量は十年前の三割に落ち、工業生産力は五分の一になっている。停電は日常茶飯事だし食糧の不足も深刻。俗っぽい言い方をすれば、国民たちは「食うや食わず」の ...

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