コラム
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東西南北
7月12日(土) 久しぶりの雨がサンパウロ州の高速道路で、事故を引き起こしている。十日午前六時半、レージス・ビッテンコウト街道二九九キロでバスががけから転落、三十七人の乗客のうち二人が死亡した。事件
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コラム 樹海
日本の政局は「秋」へと動き始めた。九月には自民党の総裁選挙があるし、衆議院の解散も濃厚になっているのだから政治家ならずとも安心立命とは縁遠い。東京の石原慎太郎知事は早々と「小泉で決まり」のご託宣なが
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コラム 樹海
NHKテレビがブラジル移民をドラマにし、〇五年放映をするという。脚本は橋田壽賀子氏を起用、七十五分ものを五回だというから、時間に不足はないといっていいだろう▼過去、米国への移民をテーマにした映画、テ
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コラム オーリャ!
先月、一本の電話を受け取った。 本紙七面(四月八日付)の「『日伯学園構想に関する報告と提言』を文協が配布」という記事を読んでの問い合わせ。 「そちらは文協ですか」「いいえ、ニッケイ新聞です」「え
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東西南北
7月11日(金) 地下鉄イタケーラ駅隣接の草むらで市の公有地に三百世帯が、瞬く間に小屋がけをして住みついた。イタケーラ駅の目と鼻の先に、大スラム街が誕生するのも時間の問題。ビラ・フェリースと命名され
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コラム 樹海
日本移民百周年は五年後に迫った。半世紀前の五十年祭を上回る大イベントが繰り広げられるだろう。この祭典開催のため先ごろブラジル日本移民百周年祭典執行委員会が創設された。委員長に上原幸啓・文協会長、副委
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コラム オーリャ!
昨年八月に帰国した打楽器奏者の翁長みどりさん(四二、那覇出身)。滞伯十二年、リオやサンパウロ市のサンバ学校に参加、様々な演劇音楽やバンドで活躍。その成果を引っさげての帰国だった。 当時、本人は「日
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東西南北
7月9日(水) きょう九日は「護憲革命の日」で、サンパウロ州は休日となる。サンパウロ市南部イビラプエーラ公園ペドロ・アウヴァレス・カブラル通りのオベリスコ(護憲革命記念碑)前で、軍警が午前九時十五分
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東西南北
7月8日(火) 「ヘリで受刑者奪回試みる」事件で、同様の事件が昨年一月十七日白昼に起きていた。犯人二人が、サンパウロ市カンポ・デ・マルテ空港でヘリを借り切った。飛行中、銃で操縦士を脅し、大サンパウロ
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コラム 樹海
「役不足」「確信犯」といった語句の理解度を調べたところ、正しい答えが少なかったそうだ。文化庁が十六歳以上の人々を対象にしての調べであり、まさかのほどに嘘と偽りはあるまい。語彙の説明は省くけれども、「