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ニッケイ 関連記事

ニッケイ歌壇(506)=上妻博彦 選

  サンジョゼドスピンニャイス  梶田 きよ本当を「ほんま」というのは京都弁ただなつかしくホンマかなこれ『談論風発』覚えし頃はうれしくてやたら使いし談論風発死ぬことに悲しみ覚えることもない年はとってものんびり作歌青天が三日も続く一月の動くともなき雲見つめおり『文春』にて色鮮やかな花街道眺めてあれば日本恋し車での花見の愉しさ見てあ ...

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ニッケイ俳壇(876)=星野瞳 選

   アリアンサ         新津 稚鴎この移住地に果つる運命の暑に耐ふる日本の夜となるを待ち初電話掛乞や仏頂面は生まれつき恐竜より進化せしこの羽抜鶏【作者は百才を迎えた。この二十三日のニッケイ紙に、寿命百才時代の生き方てふ記事があったが、稚鴎さんは俳句をひたすら作る生き方をされるであろうかと思う。第二句集を出されたばかりで ...

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憩の園=〃旅立ち〃の充実感切り取る=『黄昏乃稔り』出版記念会=「齢九十、何から逃げる?」

右奥がゴンサロさん、右手前がバーロスさん

 《酒はいつも、誰かから、何かから、現実そのものからの逃避。今、齢九十に手が届こうとしている。何から、どこへ逃げるというんだい?》(故竹山三郎)――そんな一つの〃境地〃が方々に記された日ポ両語の書籍『黄昏乃稔り 物語・写真・俳諧』の刊行記念パーティが12日夜、サンパウロ市のニッケイパラセホテルで行われた。 著者ゴンサロ・ルイスさ ...

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■今週末の催し

 20日(土曜日) 龍馬会定例会、午後2時、同会(Largo da Polvora, 96, sala 4, Liberdade) 21日(日曜日) アクリマソン学園創立50周年式典、正午、ニッケイパラセホテル(Rua Galvao Bueno, 425, Liberdade)

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『日本文化』を読んで=ブラジルにおける日本文化の創造=宮城あきら(ブラジル沖縄県人移民研究塾代表)

平野植民地にある運平の胸像と拓魂碑

 最近ニッケイ新聞社が編集して創刊された『日本文化』誌に掲載されている諸論文を読んで、ブラジルに生きている私たち日系人にとって、「日本文化」、あるいは「日本(人)の心」とは一体如何なるものなのか、その創造はどのようになされるべきか、について、改めて考えさせられています。 ブラジル日本移民100周年以降、文協はじめ各都道府県県人会 ...

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大耳小耳

 群馬県の上毛新聞10日付け電子版によると、同県「ブラジル・タウン」として知られる大泉町の「2015年末時点の外国人住民国籍数は54カ国に上り、外国人流入のきっかけとなった1990年の改正入管難民法施行以降、最多となった」、また「最大勢力のブラジル人は、97年に外国人全体の8割近くを占めたが、徐々に割合が低下。近年は09年以降下 ...

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憩の園=入居者の人生を書籍に=『黄昏乃稔り』発刊

黄昏乃稔り

 老人ホーム「憩の園」の入居者23人の人生に焦点を当てた、日ポ両語の書籍『黄昏乃稔り 物語・写真・俳諧』が昨年12月に発刊された。日本での幼年期、移住の経緯、家族や仕事のこと、そして老後の人生などが綴られている。 著者は弁護士のゴンサロ・ルイスさん。学生時代に精神分析学を修めた経験から老人介護に長く関わり、これまでに聞いた日系人 ...

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アクリマソン学園=創立半世紀祝い21日に=園長の教歴60年祝賀兼ね

与那嶺さんと武用さん

 アクリマソン学園創立50周年と、高橋都美子園長の日本語教師60周年記念式典が、21日正午からサンパウロ市ニッケイパラセホテル(Rua Galvao Bueno, 425, Liberdade)で行われる。 10年前にも同様の式典を行い、200人以上が集まった。同日は学園の歴史を収めたアルバムが展示され、食事をしながら交流の時間 ...

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ブラジリア大使館=新年会で3氏が叙勲受章=外務大臣、公館長表彰も

叙勲を受けた三分一さん(右)。左は梅田大使

 在ブラジル日本国大使館が外交120周年記念事業の締めくくりとして先月20日、公邸にて「新年会レセプション」を行なった。日系社会代表者やグラッサ・リマ伯外務省副次官など連邦政府関係者ら、350人以上が出席した。 両国歌斉唱後、梅田邦夫大使が挨拶。秋篠宮ご夫妻の来伯やブラジリア日本祭りなどの行事を振り返り、協力者へ向け感謝を述べた ...

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ニッケイ俳壇(875)=富重久子 選

   サンパウロ         串間いつえ読み尽す新聞二紙や寝正月【「寝正月」とは、忙しい年末の仕事も終 えて新年になり無精寝をすることであるが、ブラジル語ではそんな言葉も聞かないし、こちらは日本のような新年の手の込んだ正月料理をつくったり、新年の来客を迎えたりという事もあまり無く、堅苦しく無いので楽である。 この一句、普段は ...

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