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「感動」多かった実習=北海道専門高校生=ブラジルを体験

2006年1月28日(土)

 平成十七年度専門高校生海外実習派遣団(柿崎賢一団長=北海道岩見沢農業高等学校教諭)は八日、サンパウロに到着し、約十八日間の実習を行った。各高等学校の農業、商業、工業学科生徒十人が揃いのユニフォームで来社。それぞれの体験を語った。
 リーダーを務めた澤村友悌さん(北海道函館工業高等学校)は、ポンペイア西村農工学校の体験実習で「ブラジル人生徒との交流で、歓迎してもらい温かさを感じた」。ジャカレイ市
NGOオイスカ農場でも研修生と交流があり、シュラスコパーティをして楽しんだ。
 バストス日系家族の家でのホームステイや、東山農場見学では移民の体験談も聞いた。「移住してくるときに、ドラム缶に必要なものをつめて、それをあとで五右衛門風呂のようにして使ったと聞いて驚いた」などの感動が口々に出た。
 セアザへも行った。岩出尚也さん(北海道留萌千望高等学校)は「規模が違う。流通が日本みたいに複雑ではない。生産者がそのまま製品を売るなど、流通がシンプルだと思った」。
 「いたんでいる野菜が多いのにはびっくりしたけど、農薬を使っていない証拠だということがわかった」と話す片山奈津美さん(北海道札幌国際情報高等学校)は、スーパーでの日本とブラジルの違いを発見した。
 そのほか、パラナ州クリチーバではビラ・ベーリャ州立公園の見学や、イグアスーの滝観光も行った。リオ・デ・ジャネイロ市では、サンバショーに行きステージで「上を向いて歩こう」を全員で歌ったそう。
 柿崎団長は「前は農業中心だったけど、商業・工業も実習に取り入れるようになったので、違った観点でブラジルを見ることができたのでよかった」と話し、「今すぐに成果は出ないと思うけど、何年後かにここでの体験を生徒たちが、思い出してくれたら」と期待を寄せた。
 副団長の松澤剛さん(北海道札幌国際情報高等学校教諭)は「農業・商業・工業だけではなく、ブラジル人の普段の生活も見られたので、いいきっかけになった」と感想を話した。

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