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東西南北

ニッケイ新聞 2011年12月27日付け

 21日朝火災が起きた大聖市圏ABCの倉庫がまだくすぶっていた22日、聖市セントロではファヴェーラの大半が焼ける大規模火災が発生。日本ではファヴェーラの火災は漏電が原因の可能性ありと報じられたようだが、クリスマスツリーの電飾が原因で起きる火災もある。雨が増える夏に入ったとはいえ、連日の火災報道が懸念材料である事には変わりない。旅行で留守をしている間に泥棒に入られたという話も多いが、留守中の火災防止と節電の意味で、不要なコンセントは抜いて出かけるなど、小さな工夫や配慮を忘れずに。
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 日本でのクラブW杯決勝でFCバルセロナがサントスFC相手に見せたサッカーは、かつてブラジルが得意とした試合展開。ネイマールが連れて行ってくれと言ったとか言わないとかという報道もあったが、かつての名選手達が見せつけた速いボール展開などでやり込められた伯国。十八番を盗られ、成長株の若手も引き抜かれたら、先輩達に顔向けも出来まい。日本ではまた新たな伯人監督誕生などの報道は、欧州びいきだった日本サッカー界の常識は確実に変わっているが、かつての伯国が持ち味としていたサッカーなしでは、14年W杯でも苦戦を強いられるのは必至。W杯特別処置法の承認は2月の国会再開まで持ち越されたが、その他の準備も右に倣えでは開催国の体裁や名誉に傷がつきそうだ。

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