ホーム | コラム | 大耳小耳 | 東西南北

東西南北

 10~12日までの連休中、ブラジル内の主だった天気予報の機関はどこも「サンパウロ市はずっと雨」との予報を出していたが、結果はほとんど降らずに終わった。連休前に、一部の予報で「北東伯から伸びた高気圧によるブロッキング現象がリオ付近まで来ている」と報じていたが、その影響はサンパウロ州までは及ばないと見られていたのに、結果的にはまともに影響を受ける形となった。南東伯はエル・ニーニョで干ばつが起きている北東伯と、大雨となっている南伯の間に囲まれている。サンパウロ州は後者側との見方もあるにはあるが、夏に向けて怖いのはこのような北から南下したブロッキングだ。乾燥猛暑か豪雨かの二者択一とは憂鬱なものだ。
     ◎
 13日付アゴラ紙によると、アパレシーダに巡礼した人たちが、聖母マリア像に対し祈った内容に「危機からの脱出」が目立ったという。特に雇用に関しては深刻で、自身や身内が職を得られるよう願う人、または、仕事が幸運にも得られたことに感謝を示す祈りなども目立っていたという。最もブラジルは、政治、経済と危機だらけの状況。今年こそ、同地を訪れて恩恵を求めたかった政治家や企業関係者も多かったのではないだろうか。
     ◎
 「セレソンよりも、おらがチーム」のサッカー・ファンにとって、この連休中は全国選手権がなく物足りなかったことだろうが、同選手権はきょうから再開。きょうはパルメイラスが本拠地でポンテ・プレッタと、サンパウロが敵地でフルミネンセと対戦。明日は首位コリンチャンスが本拠地でゴイアスと、サントスが敵地でグレミオと対戦する。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 東西南北2019年5月28日 東西南北  26日に行われた親派デモはそれなりに形となり、なんとか面目は保たれたボウソナロ大統領。だが、26日付のフォーリャ紙によると、デモの結果がどうであれ、もう既に、連邦議会でのボウソナロ氏の評価は、「議会との関係を悪化させ、国の統治はできない」と散々で、「大統領権限を小さくさせる」 […]
  • 東西南北2018年10月27日 東西南北  今月中旬に、サンパウロ市地下鉄1号線、2号線と連結した5号線の営業が通常化したことで、5号線の利用者が倍増して話題となっているが、今日は、地下鉄4号線のサンパウロ/モルンビ駅が開業することとなった。これができると、これまでバスでしか行けなかった、サンパウロFCの本拠地で、有名 […]
  • 《ブラジルサッカー》サンパウロFC、フラメンゴが補強面でリード=パルメイラスなども着々と2019年1月9日 《ブラジルサッカー》サンパウロFC、フラメンゴが補強面でリード=パルメイラスなども着々と  現在のブラジルサッカー界は、まだシーズンオフだ。だが、各州の選手権やリベルタドーレス杯が本格化しはじめるまでのこの束の間の間こそが、フロントにとっては最も忙しい時期となる。向こう1年間の戦力補強のための貴重な時期だからだ。ここでは、ブラジルリーグで目立つ補強についてみていく。 […]
  • ブラジルサッカー=全国選手権の日程発表=コリンチャンスの連覇なるか?大型補強でパルメイラスの雪辱なるか?2018年2月7日 ブラジルサッカー=全国選手権の日程発表=コリンチャンスの連覇なるか?大型補強でパルメイラスの雪辱なるか?  ブラジル・サッカー連盟(CBF)は5日、今年のサッカー全国選手権(ブラジレイロン)の日程を発表した。  今年も一部(セリエA)は全20チーム、ホームアンドアウエーの2回戦総当り方式で38節が行われる。 […]
  • 東西南北2018年10月6日 東西南北  大統領選の投票もいよいよ明日に迫った。今回の大統領選は、問題発言の多さで有名な極右のボウソナロ氏と、ラヴァ・ジャット作戦の影響もあり、政権を追われていたはずの労働者党(PT)のハダジ氏という、両極の対決ということになり、これまで以上に行方の気になる戦いとなっている。ここのとこ […]