ホーム | 日系社会ニュース | 日本祭り=いよいよ本日幕開け=婦人部、青年部総動員で熱気=大車輪で故郷の味、準備万全!
蒸し暑い厨房のなか、かるかん饅頭を蒸し上げる鹿児島県人会
蒸し暑い厨房のなか、かるかん饅頭を蒸し上げる鹿児島県人会

日本祭り=いよいよ本日幕開け=婦人部、青年部総動員で熱気=大車輪で故郷の味、準備万全!

 『第19回日本祭り』が本日から開幕―。15万人以上の来客が見込まれるなか、毎年最も人気を博しているのが、何と言っても47都道府県の故郷の味を堪能できる『郷土食ブース』だ。7日午前、開幕を翌日に控える県人会婦人部の準備作業の様子をのぞいてみた。どこも早朝から大変な熱気で、どの県人会も気合い充分だ。

総出でコロッケ作りに取りかかる富山県人会

総出でコロッケ作りに取りかかる富山県人会


 「2カ月前から、毎日こつこつ準備してきました。後は荷物の搬出だけです」と落ち着いた表情で語ったのは、佐賀県人会の婦人たち。目玉商品は「アイスクリームてんぷら」(12レアル)。アイスクリームをカステラで巻いたものを冷凍保存し、会場で天ぷら粉をまぶして揚げる。
 日本へ留学した研修生が学んだ秘伝レシピで、3500個も準備されている。「外が熱々で中が冷たく、何とも言えないバランスが人気の秘訣です」と自信たっぷりだ。
 富山県人会の一押しはホクホクの「コロッケ」(8レアル)。朝から20人近くの婦人らが集まり、厨房でコロッケのネタ作りに追われていた。一昨日から準備に取り掛かったと言い、3日間で約1400個準備する。
 パセリが練り込まれ、さっぱりした味わいが特徴で、「わざわざベレン(パラー州)から手伝いに来てくれた人も。おいしさの秘密は、料理に込められた愛情です」と新城真利枝さんはほほ笑んだ。
 東洋街のレストラン・サムライの蒸し暑い厨房のなか、「かるかん饅頭」を準備するのは、鹿児島県人会。米粉と山芋、卵白とを混ぜ合せた皮と、小豆をすり潰した餡子を蒸し揚げるなど、手間隙かけて一つ一つ手作りされた鹿児島銘菓だ。
 無添加で体に優しく、餡子の濃厚な味わいが特徴で、毎年早めに完売してしまう人気ぶり。松村茂樹会長は、「手間隙かけて、真心込めて作られた一品です。是非召し上がってください」と来場を呼びかけた。同県人会では、名物「薩摩揚げ」も販売される。
 山口県人会からは、「バリバリソバ」。約1千食分が用意されるといい、婦人ら10人が朝早くからあんかけの支度で大忙しだ。また、今年は日本で西洋菓子作りを学んだという青年部員が持ち帰ったレシピで、「お抹茶ブラウニー」も新発売するという。
 同県人会事務局の伊藤紀美子さんは、「毎年美味しいと評判です。今年は不景気でどのくらい売れるのか不安要素もありますが、とにかく皆と力を合わせて頑張ります」と意気込んだ。
 会場は聖市サンパウロ・エキスポセンター(Rod. dos Imigrantes, Km 1,5 )で、ジャバクアラ駅から無料送迎バスあり。開場時間は本日正午から午後9時まで、土曜日が朝10時から午後9時まで、日曜が朝10時から午後6時まで開催する。70歳以上は入場無料。

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