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コリンチャンス=主力選手が「卑猥な行為」のペナルティで出場停止=優勝に向けて試練迎える

軽率な行為で2試合の出場停止となったガブリエル(左)(Daniel Augusto Jr./Ag. Corinthians)

軽率な行為で2試合の出場停止となったガブリエル(左)(Daniel Augusto Jr./Ag. Corinthians)

 サッカー・ブラジル全国選手権で首位を走るコリンチャンスの主力MFのガブリエルが、9月24日に行われたサンパウロFC戦での「不適切行為」により、2試合の出場停止処分を受けた。
 ブラジルスポーツ裁判所(STJD)が2日に下した判決は、ガブリエルがサンパウロFC戦でコリンチャンスが同点ゴールを決めた際に、サンパウロFCのファンに向けて行った卑猥な行為が原因だ。
 事件はサンパウロFC対コリンチャンス戦の後半32分、コリンチャンスのMFクレイソンが1―1の同点に追いつくゴールを決めた直後に起こった。交代でベンチに下がっていたガブリエルは、チームメイトとゴールを喜びあうと、観客席の方を向き、サンパウロFCのサポーターに向けて股間を押さえる仕草を見せ付けた。
 「つい興奮してやってしまった。やるべきではなかった。誰かを怒らせたなら謝りたい」と、ガブリエルはスタジアムを去る際に語っている。
 ガブリエルの挑発行為に怒ったサンパウロFCのファンの一部は、コリンチャンスのバスがスタジアムを出る際に出口で待ち構えていたが、特に大きな暴力沙汰にはならなかった。
 ガブリエルの行為は、ブラジルスポーツ法258条「社会規範、スポーツ精神に反する行為を行ってはならない」に抵触する。
 コリンチャンス法務部は、ガブリエルの行為がTVカメラに映っていて、本人も行為を認めている上に、罰則が最小限で済んだ(最大6試合出場停止の可能性もあったが2試合で済んだ)ことから提訴は行わないことを決めた。
 全国選手権は現在、ワールドカップ南米地区予選のため、10日ほどのインターバルに入っている。
 コリンチャンスは、このインターバルが明けた11日のコリチーバ戦で最低3人の主力を欠いて戦わねばならない。前節、1日のクルゼイロ戦で警告のイエローカード累積3枚目を受けたMFのロメロとDFのファギネルに、この事件で2試合出場停止のMFカブリエルだ。
 また、前日の10日にパラグアイ代表の試合に出場する可能性のあるDFバルブエナも出場できなかったら、レギュラーメンバーの欠場は4人に膨れ上がる。
 全国選手権の前半こそ、14勝5分と驚異的なペースで首位を独走していたコリンチャンスだが、折り返し以降は2勝2分3敗と振るわない。
 2位のサントスが勝ち点差7に迫る中、多くの主力を欠いて戦うコリチーバ戦は正念場だ。(3日付フォーリャ紙などより)

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