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《ブラジル》ベネズエラ人移民を4市に移送=ブラジリアでも50人受け入れ

ブラジリアの空港に降り立ったベネズエラ人移民達(Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

ブラジリアの空港に降り立ったベネズエラ人移民達(Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

 ブラジル北部のロライマ州に流入しているベネズエラ人移民を国内各地で受け入れる計画が進んでおり、24日も131人が4州に移送された。
 ブラジル空軍機を使った移送は6回目だ。今回の移送先と人数は、ブラジリア50人、リオ・デ・ジャネイロ市36人、マット・グロッソ州クイアバー市24人、サンパウロ市21人となっている。累積の受け入れ人数は、サンパウロ市267人、アマゾナス州マナウス市165人、クイアバー市95人、ペルナンブコ州イガラス市69人、パライバ州コンデ市44人、リオ市50人の計690人となった。

ブラジリアの施設で大臣達に迎えられるベネズエラ人移民達(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)

ブラジリアの施設で大臣達に迎えられるベネズエラ人移民達(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)

 ブラジリアでの移民受け入れは初めてで、子供のいる家族が優先的に選ばれた。収容先はアウデイアス・インファンチスSOS(子供保護区SOSの意)で、アウベルト・ベウトラメ社会開発相やエリゼウ・パジーリャ官房長官、グスターヴォ・ロッシャ人権局長官も出向いて、子供20人を含む50人の移民達を迎えた。
 サンパウロには独身の男性や女性、子持ちの女性、家族が移送され、カーザ・ド・ミグランテ・ミッソン・パス(平和のミッション移住者の家)に収容された。
 リオ市に移送された女性と子供は、カリタス修道女会の難民対応用施設、カーザ・デ・アコリーダ・パパ・フランシスコ(フランシスコ法王歓迎館)に収容された。
 クイアバー市が受け入れた独身の男性と女性、子持ちの女性、家族は、サンカルロス宣教協会の移民司牧センターに収容された。
 ロライマ州から移送される事に同意した移民達は全員、予防接種と健康診断を受けており、納税者番号証や労働手帳も支給されている。また、各自治体は、政府関係者と事前に話し合い、保健衛生面での対応や子供の入学手続き、ポルトガル語教育、職能教育に関する詳細について了解した上で、移民の受け入れを決めている。
 ベネズエラ人移民の国内移送計画は、移民流入が多すぎて受け入れ能力を超えているとのロライマ州政府の訴えを受け、連邦政府が準備したもので、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)や国連移民局(IOM)、国連人口基金(UNPF)、国連開発計画(UNDP)の支援を得ている。(24日付アジェンシア・ブラジル、同G1サイトより)

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