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第七十回全伯短歌大会

参加者全員で撮った記念写真

参加者全員で撮った記念写真

■互選高得点歌■

◎一位・(四三票)   木村 衛
   四番   苛酷なる試練に堪えし人々のゆとりの短歌味わい深し(三六票)
  一四番   ひたすらに夢追い続け年重ね酒杯を重ぬ人恋いし夜(七票)
◎二位・(三八票)   山元治彦
  六〇番 朝やけにむかいて高くさぎの列無事であれかしきょう一日も(五票)
  一七〇番 鍬を置き厨の妻を呼でみるひとりで見るには惜しい夕やけ(三三票)
◎三位・(三七票)   松本正雄
  四三番 連れ添うて苦楽を共に半世紀財はなさねど満ち足りた日々(二八票)
  一五三番 半世紀支えし妻にありがとう感謝の言葉口では言えず(九票)
◎四位・(三一票)
   神津英治
  八三番 パソコンが上手く使えず孫を呼ぶ昭和一ケタ老いて生きゆく(一五票)
  一九三番 学歴も地位もお金もすべて夢昭和一ケタ此の国に老ゆ(一六票)
◎五位・(三〇票)   竹内良平
  五三番  百十年風化同化の顔見せてネグロの川はせかず混ざりて(一一票)
  一六三番 国柄の違いも入れてブラジルはサラダ文化の大きな器(一九票)
六位・(二九票)   湯山 洋
  九九番  大地なる土に貰った仕合せを土に汗して次の世代へ(八票)
 二〇九番 頃合に漬かった沢庵手みやげにひとりになった兄を訪ねる(二一票)
七位・(二八票)   三宮行功
  六四番 かぎりあるひと日ひと日のこの命悔い無き日々をと卒寿越え過ぐ(二〇票)
  一七四番 再会はかなわぬ願いと思いしをダリア祭りに訪いくれし人(八票)
八位・(二六票)   金谷はるみ
  三一番  混血の孫が日本語を話すこと娘に感謝してブラジルに生く(一四票)
 一四一番 幾度も作り直さむと手にとりて眺めて仕舞う亡母の着物を(一二票)
九位・(二五票)   須賀得司
  五一番  子や孫がブラジル社会に伸びてゆく百十年の成果寿ぐ(一二票)
  一六一番 老ゆるとはかくもわびしきものなるか沈む夕陽に吾が身重ねて(一三票)
十位・(二二票)   富岡絹子
  三四番  先達の苦節の上に立ち居りて散りし人等に感謝の祈り(一一票)
  一四四番 人がみな人工頭脳に裁かるる恐ろしき世の来ぬを祈りぬ(一一票)
〃 ・(二二票)   矢野由美子
  八〇番  こんこんと娘をさとす吾娘の声今や堂々母の貫録(一八票)
  一九〇番 容赦なく迫る別れの日を前に孫子が優しさ切なさ秘めて(四票)

大会の様子

大会の様子

■互選得点■

◎三六票 四番 ・苛酷なる試練に堪えし人々のゆとりの短歌味わい深し 木村 衛
◎三三票 一七〇番・鍬を置き厨の妻を呼んでみるひとりで見るには惜しい夕やけ 山元治彦
◎二八票 四三番 ・連れ添うて苦楽を共に半世紀財はなさねど満ち足りた日々 松本正雄
◎二一票 四七番 ・百十年の移民の歴史その中に名も無き吾も小さな足跡 内谷美保
 〃 二〇九番・頃合に漬かった沢庵手みやげに一人になった兄を訪ねる 湯山 洋
◎二〇票 六四番 ・かぎりあるひと日ひと日のこの命悔い無き日々をと卒寿越え過ぐ 三宮行功
◎一九票 一六三番・国柄の違いも入れてブラジルはサラダ文化の大きな器 竹内良平
◎一八票 八〇番 ・こんこんと娘をさとす吾娘の声今や堂々母の貫録 矢野由美子
◎一六票 一九三番・学歴も地位もお金もすべて夢昭和一ケタ此の国に老ゆ 神津英治
◎一五票 七〇番 ・我なりにいくつか夢は叶えられ悔い無き日々の清し秋空 安中 攻
 〃 八三番 ・パソコンが上手く使えず孫を呼ぶ昭和一ケタ老いて生きゆく 神津英治
◎一四票 三一番 ・混血の孫が日本語を話すこと娘に感謝してブラジルに生く 金谷はるみ
◎一三票 一六一番・老ゆるとはかくもわびしきものなるか沈む夕陽に吾が身重ねて 須賀得司
◎一二票 五一番 ・子や孫がブラジル社会に伸びてゆく百十年の成果寿ぐ 須賀得司
 〃 一四一番・幾度も作り直さむと手にとりて眺めて仕舞う亡母の着物を 金谷はるみ
 〃 一七一番・混血の初孫抱きてブラジルを終の故郷と心定めぬ 早川量通
◎一一票 二番 ・イッペよりこころの芯は桜好き移り来て住み古希迎えても 平川佳子
 〃 三四番 ・先達の苦節の上に立ち居りて散りし人等に感謝の祈り 富岡絹子
 〃 五三番 ・百十年同化風化の顔見せてネグロの川はせかず流れて 竹内良平
 〃 一四四番・人がみな人工頭脳に裁かるる恐ろしき世の来ぬを祈りぬ 富岡絹子
 〃 一四七番・足失くし悪戦苦闘の日々なれど得た事多し夢もふくらむ 大塚弥生
◎一〇票 一六番 ・三世は先祖の国へ出稼ぎにしみじみ思う時の流れを 志村とく
 〃 六八番 ・父の目に光りし涙のひとつぶが我嫁ぐ日の忘れがたき想い出 三宅珠美
 〃 七六番 ・移り来て早五十余年親不幸をしきりに思う齢とりし今 山田節子
 〃 八九盤 ・たそがれしイタペチ山のうすあかね母の抱擁のごとあたたかし 中島すず子・
 〃 一二二番・初めての人とも話題通じ合い高齢者どうしの世に垣根なし 小野寺郁子
 〃 一五七番・同じこと何回も聞き叱られる息子が先生パソコン教室 内谷美保
 〃 一七八番・百十年移民の歴史先駆者の汗と涙をいしずえに 三宅珠美
 〃 二一七番・孫ら来て夜をさわぎおりかたわらに吾と月見るひとりおらぬか 多田邦治
◎九票 六番 ・百年の柿の木伐るにしのびなく木陰に孫と語らう夏の日 森原博司
 〃 一〇番 ・ボケ防止よく効く薬短歌あり効き目は好調吾は満足 大志田良子
 〃 五九番 ・天の川アマゾン川は天と地の果てから涯に静かに流る 神林義明
 〃 一五三番・半世紀支えし妻にありがとう感謝の言葉口では言えぬ 松本正雄
 〃 一五九番・少しだけ絵になるように歩きたく白き帽子をやや斜かいに 織田真由美
 〃 一六四番・妹の初めての短歌褒める父声つまらせてくりかえし読む ベックマンみち子
 〃 一八八番・冬耕の土黒々と彼方まで麻州曠野の五月も半ば 筒井 惇
◎八票 三三番 ・老ゆるとも夢を保ちて生くる日にフロール・デ・マイオの花が咲き初む 阿部玲子
 〃 六七番 ・この国を祖国と産まれしわが孫よ大きな夢みろあすなろの夢 鎌谷 昭
 〃 八四番 ・この国に九六年の歳月を今朝もコーヒーの香りにしたしむ 森 淳介
 〃 九九番 ・大地なる土に貰った仕合せを土に汗して次の世代へ 湯山 洋
 〃 一一二番・もう来れぬ訪日済ませ別れつげ飛び発つ瞬間涙こぼれり 平川佳子
 〃 一一三番・雨止んで秋風吹いて青空に落書一つ虹の大橋 堀江高志
 〃 一五四番・子等は皆家庭を築き親はなれ残る余生は青春(はる)に返りて 松本安子
 〃 一五五番・思い出をつれてリンゴは香るなりサンジョアキンの旅より帰りて 寺田雪江
 〃 一七四番・再会はかなわぬ願いと思いしをダリア祭りに訪いくれし人 三宮行功
 〃 二〇六番・仕事する気力まだあり朝々をトラクターに乗る除草機引きて 酒井祥三
 〃 二一九番・百十年サントス埠頭の椰子並木笠戸丸から移民のドラマが 武井 貢
◎七票 四八番 ・祖国への旅のかなわぬ身となりてしきりに祖国恋しくなりし 百合由美子
 〃 五七番 ・移民史は百十年を重ねたり真子様お越しの明るきニュース 梅崎嘉明
 〃 九五番 ・ほめられて嘘とわかりつ好きなもの料理して待つ夕餉の卓に 後藤弥生
 〃 一〇七番・朝の陽にまた夕の陽に染まる街見下ろす位置にわが窓はあり 多田邦治
 〃 一一四番・ひたすらに夢追い続け年重ね酒杯を重ぬ人恋し夜 木村 衛
 〃 一一六番・千年の大樹を抱え祈る吾平安の世をもたらせ賜えと 森原博司
 〃 一三四番・努力とは見えぬ所で惜しまずに励むことだよバァチャン見てるよ 金城ヤス子
 〃 一四六番・アマゾンに三年住めば猿になる住めば都で猿にも成れず 下小薗昭仁
 〃 一九七番・西行にならいたいとは思わねど満開の桜限りなく美し 山上もと
 〃 一九九番・パステスの立ち食いフェイラの風物詩我もまじりてそれをほおばる 中島すず子
 〃 二一三番・老いたるも光り輝く人生の末期のごとくに明けの明星 足立有基
 〃 二二〇番・生きていてくれしを夫にただ感謝寝かすも起こすも吾の仕事なり 佐藤けい子
◎六票 一九番 ・みつ葉あり長ねぎみどりのさやえんどう今朝の食卓小さな庭から 外山安津子
 〃 四六番 ・晩年の母の仕事を想いつつ卒寿の吾もフェイジョンをよる 原 君子
 〃 五五番 ・去年はねここに田圃があったのよ白鷺親子首ふり歩く 天野江利沙
 〃 七一番 ・国出でて未来開くと手に持てるわが青年の片道切符 高橋暎子
 〃 八一番 ・ひと降りの雷雨の残しし水たまり夕影うつし光ただよう 坂田栄子
 〃 九〇番 ・青い瞳の青年と孫冬帰省我が家系譜に新たな出会い 吉田 繁
 〃 九三番 ・はるかなり子供移民も年古りて来年白寿のよわいとなれる 古山孝子
 〃 一一一番・ドラマにて戦火のさまを再現す過去の恐怖の甦りけり 相部聖花
 〃 一二九番・風もまた淋しさかくしきれぬのか時折狂うもがり笛にて 外山安津子
 〃 一六二番・里帰り半世紀ぶりの感動に言葉なくただ涙流るる 山田かおる
 〃 一六五番・鹿児島のボンタン飴も買い足して母の一周忌ブラジルに発つ 天野江利沙
 〃 一七九番・かの君は恋も希望も夢も捨ていくさ場にゆき今靖国に 西田はるの
 〃 一八〇番・おたがいが一刻黙し落ち着かず医師の診断気にし待ちおり 安中 攻
 〃 一九八番・人生の荒波こえて今ここに皆で祝う百十年祭 吉田五登恵
 〃 二〇五番・目をつむり昔語りをする翁心の中は今二十歳(はたち)なり 後藤弥生
◎五票 二〇番 ・大君の即位の元号大化より世界に誇る歴史の重み 平間浩二
 〃 二三番 ・還暦と古希を通りて喜寿傘寿米寿も越してわれ卒寿 矢崎嘉兵衛
 〃 三二番 ・ブラジルで生活の杖となりしエンシャーダ今日もにぎりて草けずる 佐藤芳子
 〃 四二番 ・サッカーの観戦群衆盛り上がるこれなる熱気平和へつづけ 水野昌之
 〃 六〇番 ・朝やけにむかいて高く鷺の列無事であれかしきょう一日も 山元治彦
 〃 六六番 ・関空で我が背を抱く兄の手の血潮が語るまた来るのだよ 堀江 渚
 〃 九六盤 ・さえずりの声しきりなる坂の道高き梢に朝陽さしそむ 酒井祥三
 〃 一〇五番・兄姉が逝きしとメールで届きしが行くには遠い地球半周 橋本孝子
 〃 一一五番・つくづくと一期一会の身に沁みて昭和遠のき御代変り行く 武田知子
 〃 一六八番・歩みきし道はるかなり百十年移民は胸にロマン抱きて 小濃芳子
 〃 一七七番・背後より迫りし車に道ゆずる目礼し去る婦人ゆかしき 鎌谷 昭
 〃 一八四番・母逝きて七十余年幼な吾を呼ばいし声を思い出し得ず やの正敬
 〃 一九四番・生きて来し九六年の歳月よ朝ごとのコーヒーはわが仕事 森 淳介
 〃 二〇一番・姪よりの贈られしブラウス明るくてしばし若やぐ老いの心は 富樫玲子
◎四票 二二番 ・子供達は日本語にて育てしが今は孫や娘にポ語習いおり 杉本鶴代
 〃 二八番 ・雲海を静かに抜けたご来光常に変らぬ春のあけぼの 新宿三郎
 〃 三八番 ・移り来て五十七年傘寿なり今も恋しい故郷の山河 阿久沢愛子
 〃 四四番 ・初恋の人に嫁いで五十年けんかもすれど労りもあり 松本安子
 〃 五二番 ・幼な移民ブラジル生活九十年父母眠る地にわれも眠らん 山田かおる
 〃 七八番 ・君が代に潤む目頭運動会奥麻州路の晴れた一日 筒井 惇
 〃 七九番 ・雨あがり小鳥のさえずりこいの歌静かに聞きいる白髪の乙女 金田恵子
 〃 一二五番・言いすぎてホゾかむよりも言い足りずくやし涙をこぼすがましか 若藤ユカ
 〃 一三五番・畑打ちて華やぎし事なかりけりパイネイラの紅闇に静もる 長井えみ子
 〃 一三八番・雨上がり色鮮やかなツユ草で染めてみたいな白のティーシャツ 新宿三郎
 〃 一三九番・老いづきてようやくわかる「足るを知れ」「分相応」など亡母の口ぐせ 小池みさ子
 〃 一六七番・外語など使うなといわれし世は移り英語氾濫老いは戸惑う 梅崎嘉明
 〃 一六九番・空覆う樹齢千年ジュキチバは小鳥は宿り花も身を寄す 神林義明
 〃 一八六番・桃の木に小さなつぼみそのままでじっと待ちゐる暖かき日を 山田節子
 〃 一八七番・山々のサンタカタリーナ走り過ぎパラナ大地は大豆実れる 鈴木静江
 〃 一九〇番・容赦なく迫る別れの日を前に孫子が優しさ切なさ秘めて 矢野由美子
 〃 一九五番・小雀の短歌詠みてより七十年短歌は私の歴史となりぬ 千田修子
 〃 二〇七番・人類が滅んだ昼にロボットも空を眺めて伸びをするかな 天野まゆみ
 〃 二一四番・若者の農を継ぐ姿頼もしく農機は響く夕暮せまる 鈴木貞男
 〃 二一五番・モレンガと桜が同居わが狭庭ここにも小さな日伯友好 橋本孝子

笠戸丸表彰を受けた梅崎さん

笠戸丸表彰を受けた梅崎さん


■題詠「荒」■

◎一位 荒れた世に漕ぎだす孫の澄んだ眼(め)に明るき未来を信じていたき 金谷はるみ
◎二位 世も末と荒ぶる時も夢を持ち励ましあいて生きん此の世を 早川量通
◎三位 荒ぶれる世相の中にさ迷いて老いし旅路に歌のひととき 木村 衛
◎四位 日本の台風地震洪水と荒れし被害に心は痛む 坂田栄子
◎五位 わが荒れし日を憧いおりあの頃の父母の齢になりたる今は 多田邦治
 〃 荒ぶれる時代に生きてただ祈るイペー花のごとおだやかにあれ 深沢正雪
◎七位 諍いに荒れしこころで月見ればまどかに笑ひうつは消えゆく 峰村正威
 〃 人生の荒波を越えおだやかな六十路たどるはありがたきかな 若藤ユカ
◎九位 ブラジルが選挙を前に荒ぶれし殺傷事件にまで及ぶとは 高橋暎子
◎十位 春になりタンポポ咲きし夕立に喜びつかのま荒れし我が庭 坂田栄子

当日展示された第1回大会の写真

当日展示された第1回大会の写真

■独楽吟「・・出でし月かも」■
◎一位 かけ抜けし昭和の御代を眼裏に故郷の宮に出でし月かも 武田知子
◎二位 会果てて疲れし眼にさやけくもビル街高く出でし月かも 高橋暎子
◎三位 君と会わむよろこび乗せてゆくバスの彼方なる山に出でし月かも 阿部玲子
◎四位 ようやくに仕事を終えしアパートの五階の窓に出でし月かも 上妻博彦
◎五位 ふるさとの利根の流れの清らかさすすきヶ原に出でし月かも 阿久澤愛子
◎六位 望郷に涙ながらに仰ぎ見る異郷の山に出でし月かも 早川量通
◎七位 ふるさとを遠く離れし六十年(むそとせ)を異国の空に出でし月かも 安中 攻
◎八位 移り来てコロノ生活苦しかり郷愁いやし出でし月かも 古山孝子
◎九位 荒れくるう世にぬばたまの世のくればいやすがごとく出でし月かも 佐野雄姿
◎十位 久しぶり酒汲みかわす古里の森の向こうに出でし月かも 住谷 久


◎一位 取り入れが終われば君に会いに行く今年は結婚できると信じ 高橋暎子・住谷久
◎二位 むらさきの藤の花咲く棚の下待ちに待ちたる今日の出会いは 阿久澤愛子・上妻博彦
◎三位 卒寿なり生きながらえて考える余生悔いなき日々を送らむ 大志田良子・木村衛
◎四位 何見てもすぐ想い出す亡き夫よけんかでさえもただ懐かしい 富樫苓子・新宿三郎
◎五位 移り来て八十五年はるかなり老い古りてあわれ視力衰う 古山孝子・梅崎嘉明
◎六位 ネム咲ける木影のベンチにいっしんに愛を語り合う似合いの二人 小池みさ子・新宿三郎
◎七位 知らぬ間に白髪頭のおばあさん心配無用こちらはハゲじゃ 若藤ユカ・新宿三郎
◎八位 はじめてのたんかかいにでておさないが指おりながら歌をいくつか 上妻みち子・多田邦治

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