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《サンパウロFC》シーズン残り5試合で監督交代=一時首位に立つも、失速し5位転落

一旦はチームを浮上させるも、勢いにかげりが出て解任されたアギーレ氏(写真は3年前、アトレチコ・ミネイロ監督就任時のもの・Bruno Cantini/Atletico MG)

一旦はチームを浮上させるも、勢いにかげりが出て解任されたアギーレ氏(写真は3年前、アトレチコ・ミネイロ監督就任時のもの・Bruno Cantini/Atletico MG)

 サッカー・ブラジル全国選手権1部リーグで5位につけるサンパウロFCが11日、シーズン終了まで残り5試合の段階でウルグアイ人のディエゴ・アギーレ監督を解任した。
 アギーレ氏は今年の3月、成績不振で退任したドリヴァル・ジュニオール氏の後任として、サンパウロFCの監督に就任した。
 昨シーズンにまさかの降格争いを経験したサンパウロFCは、今年に入ってからも中々調子を上げられずにいたが、アギーレ氏が就任後、アグレッシブな守備を徹底させる事からチームを再構築、サンパウロ州選手権でも優勝したコリンチャンス相手に準決勝で互角の戦いを演じると、その後の全国選手権でも好調を維持し、リーグ前半を首位で折り返した。
 しかし、その後は調子を崩し、急追してきたパルメイラスに抜かれると、順位をさらに下げ、来年のリベルタドーレス杯で一次リーグからの自動出場権が与えられる4位からも転落した。
 「わずか1年前に降格争いをするほどに落ち込んだチームを一度はリーグ戦首位に押し上げ、上位争いをするまでに建て直したアギーレ氏を、シーズン終了まで残り5試合の段階でクビにするとは」との批判の声も出ているが、チーム首脳陣の見切りは早かった。
 解任の決め手となったのは、解任決定前日に行われた、コリンチャンス
との試合だ。主力の大量流出から下位に沈むコリンチャンスに、上位の貫禄を見せて勝ち、不名誉なアレーナ・コリンチャンスでの連続未勝利記録に終止符を打つ事を期待されていたが、明らかな判定ミスで失点を免れた上、前半終了間際にコリンチャンスに退場者が出たため、試合の半分を一人多い状態で戦いながら、コリンチャンスにペースを握られ、同点に追いつくのが精一杯だった。
 また、同点ゴールを決めた選手が自軍ベンチに駆け寄った際、アギーレ氏を無視するかのような態度を見せた事も、同氏の求心力低下の印象を与えてしまった。
 この引き分けにより、5位転落となったサンパウロFCは、残り5試合をチーム付助監督アンドレ・ジャルジーニ氏の指揮の下で戦い、4位確保を目指す。(12日付アゴーラ紙より)

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