ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 イスラエルを訪問中のボウソナロ大統領は、その日程のひとつとして、エルサレムに建てられているホロコースト記念館に立ち寄った。同記念館は、第二次世界大戦中にユダヤ人たちがナチス・ドイツに捕虜とされ、虐殺されたことについての記録や調査を行う団体でもあるが、同館は「ナチスは右翼が起源である」と定義している。この問題に関しては、エルネスト・アラウージョ外相が「ナチスは左翼発祥」を唱え、ナチスを生んだドイツの放送局にさえ否定されたのに、なおも持論を変えなかったことで話題を呼んだ。左翼の批判を行いたい場合は、もうそろそろ別の話題に切り替えた方が良いのでは?

     ◎

 フェルナンド・ハダジ元サンパウロ市市長のアナ・エステラ夫人が、来年のサンパウロ市市長選の労働者党(PT)候補のひとりにあがっているという。「まだ案に過ぎない」段階ではあるが、党内では、同夫人の知名度の高さと党のイメージを新鮮にする意味で良い名前だと考えられているようだ。来年の同市市長選には、ジャナイーナ・パスコアル州議やジョイセ・ハッセルマン下議などの名前もあがっているが、既に有名な彼女たちの出馬が実現すれば盛り上がりそう。

     ◎

 2013年にアトレチコ・ミネイロを南米一に導いたクッカ氏が、サンパウロFCの指揮をとり始めている。当初の予定では新監督就任は15日からだったが、懸案だった心臓疾患のリハビリがうまくいったこともあり、医師の許可を得て、2週間前倒しで指導を始めた。チームの調子は若手主体で上向き始めたばかり。サンパウロ州選手権での弾みにしたいところ。

 

 

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 東西南北2019年12月19日 東西南北  ボウソナロ大統領長男フラヴィオ氏の元職員で疑惑の主のファブリシオ・ケイロス氏への捜査が再開された。その一方で、最高裁は、連邦検察庁から要請が出ていた、昨年3月のマリエレ・フランコ元リオ市議殺人事件に関する証拠隠滅容疑でのボウソナロ大統領と次男カルロス氏への捜査をお蔵入りさせた […]
  • 東西南北2019年8月17日 東西南北  15日付官報に銃の購入に関する軍の公示が掲載された。それによると、6月に出た大統領令で承認された小銃などは購入が禁じられたが、警察や軍隊だけが持つことが可能だった9ミリ口径や45口径の拳銃などを持つことが認められた。一般市民による購入は官報掲載日から可能となっている。以前出た […]
  • 東西南北2019年8月8日 東西南北  2012年5月に夫である食品大手「与喜」の御曹司だったマルコス・マツナガ氏を殺害、遺体も切断して捨てたことでブラジルの話題をさらったエリーゼ受刑囚が、今月1日から、昼間外出が認められるセミ・アベルトの処分となっていたことがわかった。刑期は19年だったが、模範囚と評価され、セミ […]
  • 高校サッカー=静岡学園が大逆転優勝!=卒業生・三浦泰年氏も祝福2020年1月17日 高校サッカー=静岡学園が大逆転優勝!=卒業生・三浦泰年氏も祝福  埼玉県で13日に行われた「第98回全国高校サッカー選手権大会」の決勝で、静岡学園が前回大会王者の青森山田を相手に逆転劇を演じ、24大会ぶり2度目の優勝を果たした。同校卒業生の三浦泰年氏が本紙取材に応じた。泰年氏は三浦知良選手の実兄で、今年のサッカーサンパウロ杯ではソコロ・チー […]
  • 2019年ブラジルサッカー10の教訓=地元紙が鋭い考察=攻撃的スタイル、外国人監督がキーワード2019年12月27日 2019年ブラジルサッカー10の教訓=地元紙が鋭い考察=攻撃的スタイル、外国人監督がキーワード  21日のクラブW杯決勝でフラメンゴがリバプールに敗れ準優勝に終わったことで、1月に始まり12月に至った2019年ブラジルサッカーシーズンが終了した。  フラメンゴが席巻したと言っても過言ではない今期を振り返って、ブラジル紙が「2019年ブラジルサッカー界が得た10の […]