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池田中将、第三師団司令官に就任=国境警備で4万4千人と統轄

ミオット総司令官から激励を受ける池田中将

ミオット総司令官から激励を受ける池田中将

 伯陸軍の池田隆蔵中将は、今月5日、南大河州を管轄する第3師団司令官に就任した。歴代司令官からは軍政期のコスタ・エ・シルヴァ、メジシ両大統領を輩出している出世街道だ。現在、3人の日系中将がおり、その中から初の日系大将誕生が期待されている。

第三師団司令官に就任した

第三師団司令官に就任した

 同師団は南大河州を管轄し、司令官は4万4千人の兵を統轄する。同州は近隣3カ国と国境を接しており、国境警備が主たる任務だ。同州内には、陸軍幼年学校を2校有しており、大将は同州出身者が多いという。
 ジェラウド・アントニオ・ミオット南軍総司令官の招待で、聖市の日系社会からは平崎靖之氏、岩井輝禎氏、平山秀夫イナシオ氏が参加。就任式には、近藤猛在ポルトアレグレ領事事務所長、輸送インフラ局のアントニオ・レイチ・ドス・サントス将校、退役大将らが出席した。
 平崎氏は「池田中将は、以前は首都第11師団司令官も務め、その歴代司令官にはガイゼル大統領もいる。3人の大統領を輩出した重要な役職を務めており、大将昇格が大いに期待できるのでは」と見ている。
 就任に際して、池田中将は「与えられた任務を着実に遂行してゆくのみだ」とコメントしているという。なお、同中将は、第二次大戦下の伊戦線遠征軍に従軍した日系人の調査を実施している。日系人は24人おり、全員無事に帰還したことが発覚している。今後、出身地などの詳細な調査を進めてゆくという。


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 平崎氏に拠れば、大将になるのは非常に狭き門。中将就任から4年間のうちに、昇格しなければ退役となるという。池田氏は、14年3月31日に少将に昇格、その後、僅か3年間という早さで、17年7月31日に中将となっており、まだ昇格の可能性は十分に残されているとか。ついに日系初の大将なるか?!

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