【既報関連】アルゼンチンで11日に行われた大統領選の予備選挙で、左派のアルベルト・フェルナンデス氏が47・66%を得票し、32・08%だった現職右派のマウリシオ・マクリ大統領に大差をつけたことで、12日のアルゼンチン市場は大荒れとなり、その影響でブラジルの金融市場も大きく動いた。13日付ブラジル各紙が報じている。
市場はマクリ大統領の苦戦を予想してはいたが、敗れたとしても3~5%ポイント以内の差だろうと見ていた。ところが、47・6対32・0と、15%ポイント以上の差が付いた。「逆転はほぼ不可能。1回目の投票で過半数獲得も―」と各紙が分析するほどだ。