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【2020年新年号】謹んで新年のお慶び申し上げます=ブラジル日本文化福祉協会会長 石川レナト

石川会長

 ニッケイ新聞購読者の皆様、2020年の年頭に当たり、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
 昨年10月22日に東京で行われた、日本国天皇陛下の御即位を公に宣言する「即位礼正殿の儀」において、ブラジルからはボウソナロ大統領が参列し、ブラジル日系社会の代表者らも御招待を賜り、歴史的瞬間に立ち会えましたことは身に余る光栄でございました。
 その厳かな儀式は、古代から途絶えることのない歴史の圧倒的な重みを感じさせられたばかりでなく、各国から尊敬の念をもって注目されつつ今後益々繁栄してゆく日本の将来が約束された瞬間でもありました。
 それと同時に、ブラジル日系人として、これを契機に日伯友好の絆が更に強固となることを心から願うものであります。
 我々日系主要5団体は、5月1日の天皇陛下の御即位および即位礼正殿の儀に合わせて、ここブラジルにおいても奉祝晩餐会をそれぞれ主催致しました。
 このように、日本以外の国の中でどこよりも早い開催となったであろうブラジル日系社会における奉祝式典に、天皇陛下御即位には200人が、即位礼正殿の儀には全伯より800人が一堂に集いました。このようにブラジル日系社会が心一つに奉祝できましたことを大変誇りに思っております。
 さて、本年は日本が新時代を迎えたのに合わせるかのように、十二支も最初の干支「子年」を迎えました。ねずみは「繁殖」「生む」という意味をもつ「孳」という字が元になっており、新しい生命が種子の中に芽吹き始める状態を表し、新しい物事や運気の循環が始まる年だと聞いています。
 ここブラジルでも昨年発足したボウソナロ政権が、国民の本来の期待を取り戻すと共に、経済も上向きとなることを心から願っております。
 また何より、文協は本年12月で創立65周年を迎えます。ここまで存続出来ましたのは、皆様方のご協力の賜物であると、この場をお借り致しまして心より感謝申し上げます。そして文協も子年にちなみ、創立65周年を新たな出発の年とし、次の7項目、(1)ブラジル社会への貢献を強化。(2)日系団体の一体化を促進。(3)社会福祉活動の強化。(4)新たなる日本文化の普及促進。(5)日伯交流窓口としての任務遂行。(6)青年達のリーダーシップ強化による持続可能性を達成。(7)日本政府が提唱する第五期科学技術基本計画を促進―を今後10年間で文協が達成するべく目標として掲げ、邁進する所存でございます。
 最後になりましたが、ニッケイ新聞読者のみなさまのご健勝と益々のご発展を心よりお祈りし、新年のご挨拶とさせて頂きます。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

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