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サッカー・マスターズ=1994年のW杯決勝をブラジルで再現=1-0でイタリアが雪辱

今や上院議員のロマーリオも元気な姿を見せた(Lucas Figueiredo/CBF)

 セアラー州フォルタレーザのプレジデンテ・ヴァルガス・スタジアムで9日、1994年のサッカーW杯アメリカ大会の決勝、ブラジル対イタリア戦が、ほぼ当時のメンバーで再現された。
 1994年大会では、ブラジルが24年ぶりに4度目の世界制覇を達成した。当時は、攻撃ではロマーリオ、ベベットの強力ツートップで得点を重ね、守備では守護神タファレルを中心に、ジョルジーニョやカフーなどのメンバーが活躍した。
 「マスターズ・ゲーム」と命名された試合でのブラジルの先発メンバーは以下の通り。
〈キーパー〉タファレル、〈ディフェンダー〉ジョルジーニョ、アウダイール、マルシオ・サントス、カフー、〈ミッドフィールダー〉マウロ・シウヴァ、マジーニョ、ジーニョ、パウロ・セルジオ、〈フォワード〉ロマーリオ、ベベット。
 主将を務めたボランチのドゥンガを除けば、ほぼ当時のレギュラーメンバーだ。控えには特例で、94年大会には出場しなかったが、86、90年大会に出場したカレッカが名を連ねた。
 一方のイタリアは、アメリカ大会を沸かしたチームのエース、ロベルト・バッジオが欠場。先発も、同国伝説のディフェンダー、バレージこそ出場したものの、当時のメンバーで先発出場したのは、ムッシ、アルベルティーニ、マッサーロだけだった。
 試合は、後半34分にマッサーロが決めたシュートを守りきったイタリアが1―0で勝利。PK戦で敗れた94年の借りを26年ぶりに返した。マッサーロはその試合でPKを外した選手のひとりだった。(9日付グローボエルポルテより)

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