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GB連合=若手中心執行部が2年目突入=初心者も楽しめる2リーグ制へ=定期総会で新体制作り議論

あいさつを行う萩尾会長

 ブラジルゲートボール連合(UCGB/萩尾勝巳ジュリオ会長)は「第37回定期総会」を12日午前、サンパウロ市のブラジル宮城県人会会館で開催した。若手役員中心の執行部による運営を始めて2年目に突入。新入会員の初心者も楽しめる2リーグ制が今年から本格導入される予定になっており、新風が吹き込む一年になりそうだ。総会では昨年度の事業と会計報告、今年度の事業計画と予算案の審議・承認、表彰などが行われた。

 従来、UCGBの役員は70、80代が多かった。昨年1月開催の「第36回定期総会」役員改選により、50代の萩尾氏が会長に就任。30~50代の若手や、地方の中心的人物を多く役員に登用し、組織の大幅な若返りを図った。

 役員の世代交代に合わせ、役員会も平日から土曜日に変更。企業で働く若い世代も参加しやすい環境作りを進めた。

 本紙の取材に応えた萩尾会長(59、二世)は、会長初年だった昨年を振り返り「周囲の助けでなんとか運営できた」と胸をなでおろした。

 新機軸の活動について尋ねると、「新しくゲートボールを始める人が増えているので、今年からリーグ戦を能力別で2リーグ制にし、初心者も楽しめる環境を作る」と答えた。

 昨年まで大会と並行して行われていたリーグ戦を、今年から上級と初級のA、B2リーグに分け、初心者もより楽しめる仕組みにするというアイデアだ。

 以前にも2リーグ制を採用していたが、2018年の世界選手権大会がブラジル開催で多忙だったことから、ここ数年は単独リーグだった。

 今総会にはサンパウロ州の他にペルナンブッコ、ゴイアス、パラナ州などブラジル全国から約130人が出席。

 昨年度の事業については、10月11~13日にアルゼンチンで開催された「第18回南米ゲートボール選手権大会」にブラジルが出場したことが報告された。同大会は2年に1度南米諸国の持ち回りで開催。ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ペルーが参加する。70歳以上のシニア、年齢制限なしのヤングの2カテゴリーで行われ、ブラジル勢はヤングで優勝(チーム=サンタ・フェ・ド・スル)、シニアで準優勝(マチルデ)の好成績を収めた。

 昨年度会計は、収入が39万1261・21レアル、支出が37万2772・36レ。以前からの繰越金を加え、残高は97万3331・90レとなった。

 今年度事業計画は、例年通り大会を開催する予定。予算は収入・支出共に38万3千レで承認された。

 ほか、昨年に2級審判員資格を取得した出席者に認定証を授与。昨年度の優秀審判員、優秀運営協力者と、「第36回全伯親善ゲートボール大会」「第6回国際芽室杯国際ゲートボール親善大会」の主管を務めたクラブに表彰を行った。

 サンパウロ日伯援護協会、社会福祉法人救済会の「憩の園」、希望の家福祉協会、社会福祉法人こどものその、州外の団体など8福祉団体に計約4万3千レを寄付した。これは「第20回慈善ゲートボール大会」の収益によるもの。

 

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 12日に行われたブラジルゲートボール連合の定期総会で、日本語書記を務めた宇佐美一郎さんに話を聞くと、「ゲートボールは1打の失敗で戦況が大きく変わる。実力が7割、運が3割とも言われ、強いチームが必ず勝つとも限らない」とのこと。2018年にブラジルで開催された、4年に1度の世界選手権大会では、ブラジルのチームが見事優勝した。昨年の南米選手権大会でもブラジル勢が好成績を収めた。つまり、ブラジルゲートボール勢は実力と運を兼備しているようだ。

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