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ブラジル株6日で5度目のストップ安=開始24分で12%ダウン=レアル安進行史上初、ドル終値5レアル超

パウロ・ゲデス経済相(World Economic Forum/Ciaran McCrickard)

 【既報関連】新型コロナウイルスショックによる、株安レアル安が止まらない。
 先週5日間の取引で、株価急落による取引中断措置(サーキットブレーカー)発動が4回も起きたブラジル株式市場は、週明けの16日も、取引開始早々24分で12%の下落を記録。6取引日で5回目という、超異例の頻度でサーキットブレーカー発動となった。
 8万2564・8ポイント(P)で始まった、サンパウロ市株式市場指数(Ibovespa)は、取引開始24分後の10時24分に7万2321・9Pまで下落(12・5%ダウン)し、1回目のサーキットブレーカーとなった。株価は一時、2回目のサーキットブレーカー発動となる水準の15%ダウンぎりぎりの14%まで落ちたが、その後やや持ち直し、午後5時現在は7万1859・9P(13・1%ダウン)をつけた。

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