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《ブラジル》商業信頼感指数11・7Pダウン=統計開始史上最大の下げ幅を記録

サンパウロ市の命令で閉店となった、サンパウロ市のショッピングセンター(Roberto Parizotti)

 リオのジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)は、3月のブラジル商業界の景気信頼感指数が、前月比11・7ポイント(P)ダウンの88・1Pだったと発表した。
 この指数は0~200の間で算出され、100Pより上ならば、商店主たちが景気を信頼している、または楽観視していることを示すが、100Pを下回る場合は、景気を信頼していない、あるいは悲観的に見ていることを示す。
 11・7Pの下げ幅は統計が開始された2010年以降で最も大きい。また、88・1Pも、2017年8月に85・6Pを記録して以来の低数値だ。
 「3月の商業界信頼感指数低下は、新型コロナウイルスのパンデミック宣言後、最初の兆候だ。商業界はコロナウイルス災禍のせいで今後数カ月のビジネスの方向性を大変心配している」と、FGVブラジル経済研究所(Ibre)所属調査員のロドルフォ・タブレー氏は語った。
 信頼感指数構成要素の中でも、「期待指数」は24・3P落ちた。
 「期待指数」は、ほぼすべての部門で、「今後数カ月間の売り上げへの期待」と「今後数カ月間の商談への期待」の双方で落ちたが、「自動車」、「家具」および「家電製品」の3部門での落ち込みは激しかった。
 「現状認識」では、「スーパー&ハイパーマーケット」「医薬品」 に限って、若干の指数アップが見られた。ただし、トブラー氏は、「各州で特定商店の閉鎖措置が取られた上、コロナウイルスへの感染を恐れ、消費者たちも自宅にとどまらざるを得ないような状況下では、販売ペースの低下が予想される」と語った。
 昨年2019年後半の2四半期は「商業界信頼感指数」がアップしたが、今年2020年の第1四半期は低下した。
 トブラー氏も、「『期待指数』に加えて、『現状認識指数』も2四半期の増加のあと、低下した。コロナの影響が出始める前から、商業部門の勢いが落ちていた証拠だ」と語っている。(25日付G1サイトより)

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