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東西南北

 ボルソナロ大統領の一族からはじめてコロナウイルスによる死者が出た。亡くなったのはミシェレ夫人の祖母マリア・アパレシーダ・フィルモ・ペレイラさん(80)。7月1日から連邦直轄区セイランジアの地域病院の集中治療室に入院していた。予断を許さない状況が続く中、2度ほど容態の好転も報じられたが、12日に息絶えた。マリアさんはセイランジアのソウ・ナセンテの住人だが、この地域は連邦直轄区でも有名なファヴェーラもある地域で、マリアさん自身も1997年に麻薬密売で逮捕されたことがあると昨年報じられた。ボルソナロ一族とはかねてから親密な印象はなかったが、この件についての発言などはあるか。
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 外出緩和が本格化してショッピング・センターが再開した7月、サンパウロ市では携帯電話の窃盗が60%上昇したという。外出自粛政策が取られたことで4月は、前月比30%減となり、その後も落ちた状態だった。だが規制緩和になったことで、再び上がってきた。窃盗が最も増えた地域は南部グラジャウーで、カッポン・レドンド(南部)、イタイン・パウリスタ(東部)、レプブリカ(セントロ)、ジャルジン・アンジェラ(南部)で上昇が目立つという。気を引き締めたいところ。
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 サンパウロ市は17日から、南部サントアマーロに、市内では3つめとなる公立の動物病院の運営をはじめる。北部トゥクルヴィや東部タトゥアペーの病院は1日につき350匹の動物の受付が可能なところ、この新病院は200匹という規模だが、地域的に他の2病院に通うのが難しかった人には朗報か。ただし、人間向けの病院増設もお忘れなく。

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