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運平孫が平野植民地初訪問=村人ら40人が温かく歓迎=墓参り「先祖がそこにいる」

光明寺で40人が歓迎してくれた

 【既報関連】本紙8月14日付け《『「私は平野運平の孫です」=“移民の英雄”子孫がついに名乗り出る》で、初めてルーツを明かした聖市北部在住の榛葉(しんば)ジャナイーナさん(45、二世)が、11月1日に聖州カフェランジャ市の平野植民地を初めて訪れ、運平の墓にお参りし、パンデミックにも関わらず約40人が出迎えて歓迎した。

 当日はエスピリトサント州在住で、姉の榛葉・ケイロス・レジャネさん(REJANE QUIROZ SHIMBA)(65歳、二世)と共に同植民地を訪れて墓参りし、同地や近隣のリンス市やプロミッソン市に住む関係者と共に40人程で昼食会を行った。
 ジャナイーナさんは「昼食会ではコロナ禍にも関わらず大勢の方が集まり、歓迎していただけて本当に嬉しかった」と語った。また、運平のお墓参りについては、「祖父の墓に来てやっとお参りすることができた。お参りをしている中、祖先が喜んでいることを感じました。本当に来てよかったです」と胸中を述べた。
 さらに「現在、訪日ビザを申請中。ぜひ運平のふるさと静岡県にも足を運びたい」と期待を膨らませた。

 57歳までリオで育ち、現在エスピリトサント州に住むレジャネさんは、「幼い頃からブラジル文化の中で育ったので、日本の習慣や日系社会について詳しくありませんが、温かく迎えてくれて嬉しかったです。お参りの際は、まるでそこに先祖がいるような感覚になり、涙が出ました」と語った。
 地元で歓迎したノロエステ連合日伯文化協会の安永信一会長は、「運平の孫が突然現れて、みんな驚いていた。パンデミックの中だが、みんなで歓迎できてよかった」と笑顔を浮かべた。
 ジャナイーナさんとレジャネさんはこの他に開拓犠牲者の碑や鎮魂碑、平安山光明寺、プロミッソンの上塚周平公園、クリストレイ教会、プロミッソン日伯文化体育協会の灯篭流しなどにも参加した。

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