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東西南北

 11日のブラジルでのツイッター上の話題をさらったのは、極右活動家のサラ・ウィンター氏だった。同氏は昨年5月に最高裁の前にキャンプを張り続けた上に、最高裁に向けて花火を発射して逮捕されたことなどで一躍有名になった。だが、その彼女が突如「極右活動家を引退する」と発表。「もう、私が“ミット(伝説の男。ボルソナロ大統領の愛称)”と叫ぶ姿を見ることはない」とまで語ったことがヴェージャ誌のインタビューで明らかになった。同氏は昨年10月頃から、ボルソナロ氏を批判する発言を行っていた。同氏はネット上におけるボルソナロ支持者たちの中で最も過激な部類の人たちのオピニオン・リーダー的存在だったが、一体、何があったのか。
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 昨日付で報じたように、サンパウロ州では12日から、85〜89歳へのコロナワクチンの接種が始まる。だが、サンパウロ市のドライブスルー接種場では11日から同年齢への接種が始まり、最大規模のパカエンブー・スタジアムの前に、接種を待つ人たちの車の列で大渋滞が生じた。12日からは市内468の保健機関(UBS)でも接種がはじまる。この感じでは、ドライブスルー会場の周辺は連日、渋滞ができそうな予感。市の交通的には頭が痛いところ。
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 10日のサッカーの全国選手権、首位インテルナシオナルは本拠地ポルト・アレグレでの試合で、14位のスポルチに1―2で痛恨の敗北を喫した。2位フラメンゴの試合のない日の本拠地の上、格下相手だから、何としても勝つべき試合だったが、これで残り3試合ずつでフラメンゴとの勝ち点差はわずか1点。優勝の行方はどうなるか。

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