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《サンパウロ市》60歳以上への接種を認可=残ったワクチン廃棄回避策で

 保健所(UBS)でのコロナワクチン接種時に容器に残ったワクチンの廃棄を防ぐため、サンパウロ市保健局が60歳以上と医療従事者で事前登録した人への前倒し接種を行う事を認めたところ、好評で長蛇の列ができていると23、25日付現地紙、サイトなどが報じた。
 保健局の決定は、優先グループの人への接種開始後、容器内のワクチンを使い切れずに廃棄処分して告発されたUBSが出た事で下された。
 予防接種ワクチンが複数回分入った容器が配布されたUBSでは、1日の終わりに残ったワクチンがある場合、18時頃に優先グループ外の医療従事者やUBSの近くに住む60歳以上の事前登録者に連絡をとってUBSまで来てもらい、接種を行うという。
 恩典を受けて接種を受けた人達は一様に安堵の声を上げており、「父親の分も登録しておけばよかった」といった後悔の言葉も聞かれている。

 個別包装のワクチンを受け取った所では登録を受け付けておらず、UBS毎の登録者数も異なるが、登録者は500人以上とか、23日現在で290人以上が順番待ちといった回答が返ってくる所もある。登録方法もまちまちで、本人が出向いてという所や、身分証明書や住所を証明するものがあれば家族でも登録を認める所、電話でも登録が可能な所など様々だ。
 前倒し接種を希望する人は、近所のUBSで尋ねるか、市保健局のサイト(https://www.prefeitura.sp.gov.br/cidade/secretarias/saude/)で登録可能なUBSを探してみるとよい。
 80~84歳への接種は3月1日からの予定だが、他の年齢層同様の前倒しがあるかは未定だ。

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