ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 連日、死者数や集中治療室の占有率が記録を更新し続けるサンパウロ州。だが、このような状況になっても、規則を守らない人達のニュースは絶え間なく飛び込んでくる。例えば、サンパウロ市セントロのドン・ペドロ2世公園付近では、毎晩のように夜間市場が開かれている。しかも、販売員や顧客はマスクもせず、人混みを作り、社会的な距離も守られていない。州や市が取締りを徹底すればすぐにでも撤退に追い込まれるのだろうが、今のところ、監視の目は届いていない。専門家はサンパウロ州はロックダウンが必要としており、支持する州民も多い。だが、規則を厳しくすればするほど、こうした挑発的な反発勢力が強まり、妨害行為が増えて逆効果になる不安もある。せめて大統領が、こういう行為を煽るような言動をやめてくれればいいのだが。
      ◎
 復活祭(パスコア)の季節が近づいてきている。この季節、ブラジルのスーパーや商店の店頭は卵形のチョコレートで賑わうのが恒例だが、アゴラ紙の情報によると、同じ商品を売っていても、場所によって50%とも80%とも言われるほど、価格差が生じており、消費者センターが対応に追われているという。コロナ禍の現在、売る側としてはできるだけ収益を上げたいと思うところだが、懐事情の厳しい市民としては安めにお願いしたいところだ。
      ◎
 サンパウロ州内での72〜74歳のコロナワクチンの接種が19日からに前倒しされた。この年齢はいわゆる戦後生まれのベビーブーマー(日本でいう団塊の世代)なので、人口が特に多い。混雑も予想されるので、身分証明書と納税者番号、SUSのカード、住所証明の持参と、3密による感染回避に注意を。29日からは70、71歳の接種もはじまるが、これも早まるか。4月からは60代に突入しそうだ。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 憩の園フェスタ・ジュニーナ=ドライブスルー焼きそば祭り2021年6月26日 憩の園フェスタ・ジュニーナ=ドライブスルー焼きそば祭り  老人福祉施設「憩の園」を運営する救済会(吉岡黎明会長)は、7月4日に「フェスタ・ジュニーナ/ドライブスルー焼きそば販売」を開催する。  会場は、サンパウロ市のブラジル日本文化福祉協会(石川レナト会長)の駐車場(Bunkyo a Rua Galvão Bueno […]
  • 《リオ市》「この人からは接種受けたくなかった」=パケター島住民が保健相批判2021年6月25日 《リオ市》「この人からは接種受けたくなかった」=パケター島住民が保健相批判  【既報関連】リオ市とオズワルド・クルス財団(Fiocruz)が協力して行ったパケター島での実験的なコロナワクチンの一斉接種で、ケイロガ保健相から接種を受けた住民が「この人からは受けたくなかった」と痛烈な批判の言葉を発したと21日付G1サイトなどが報じた。  同島では […]
  • 《ブラジル》米国がワクチン寄付=ヤンセン社製300万回分2021年6月25日 《ブラジル》米国がワクチン寄付=ヤンセン社製300万回分  ブラジル国内の新型コロナの感染状況が悪化し、予防接種を加速するよう求める声が高まる中、米国がヤンセン社製のワクチン300万回分の寄贈を決めたと23、24日付ブラジル国内紙、サイトが報じた。  ブラジルでの新規感染者は15日に直近7日間の平均が7万人を超えたままで、2 […]
  • なんともブラジル的な接種スケジュール2021年6月25日 なんともブラジル的な接種スケジュール  13日の日曜日、それは突然訪れた。この日、サンパウロ州が50代のワクチン接種予定を突如、「16日からにする」との発表を行った。まず、これに面食らった。  当初の予定では50代のワクチン接種は8月2日から。対象者となるコラム子はその心積りでいたのが、突然「数日後」にな […]
  • 《ブラジル》6州都などで接種中止相次ぐ=初回用中心にワクチンが尽き2021年6月24日 《ブラジル》6州都などで接種中止相次ぐ=初回用中心にワクチンが尽き  【既報関連】サンパウロ市での新型コロナワクチンの接種中止は22日のみで、23日は正常化した。だが、6州の州都ではワクチンの補填が間に合わず、23日の接種を一部または全面的に中止したと同日付現地サイトが報じた。  同日朝の時点では、バイア州サルバドールが初回と2回目、 […]