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 サンパウロ市では5日から、市立校の教職員を対象としたPCRテストを行っている。同市教育局によると、5日だけで2万人がテストを受けたという。そのため、初日の5日には検査の数が足りなくなったり、長蛇の列ができて3密が発生したりしたが、6日には、回廊部分に間隔をあけて椅子を並べ、順番に座らせるなどの工夫を凝らして、密を作るのを避けた学校も出てきた。その様子は写真つきで報じられているが、先生らしい賢い対応のように見える。教職員を対象としたPCRテストは8日まで行われる。検査の結果が出るのは72時間後なので、現時点ではどのくらいの教職員がコロナに感染しているかはわかっていない。12日からは47歳以上の教職員を対象とするワクチン接種もはじまる。
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 7日未明、サンパウロ州内陸部のモコカ市で、小銃などで武装した集団が三つの銀行の支店を襲う事件が起きた。車に分乗した強盗たちは近くの商店街や救急病院、警官詰め所に対しても発砲行為を行っており、救急病院で勤務中だった警備員がガラスの破片を頭に受け、軽傷を負った。これを受けた市は急遽、市民に対して外出禁止令を出すなど、対応に追われた。モコカ市はミナス・ジェライス州南部に近い、人口6万8千人の小さな市。普段は起きないこうした事件に市民は驚きを隠せずにいる。
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 6日、敵地アルゼンチンで行われたサッカーのリベルタドーレス杯で、サントスはサンロレンソに3―1で快勝した。この試合に途中出場し、サントスの3点目を入れたアンジェロは16歳3カ月で、同杯の最年少ゴール記録を更新した。同カードの次戦は13日にブラジリアで開催。合計スコアでサントスが上回れば、グループリーグに進出だ。

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