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《ブラジル》連邦文化局長が心臓発作で代行に=国家映画局、国立芸術財団の新局長発表

フリアス局長(Roberto Castro/Mtur)

 連邦政府は13日、12日に心臓発作の兆候を起こしてカテーテル検査を受けたマリオ・フリアス文化局長の代行を発表。加えて、国家映画局(ANCINE)と国立芸術財団(FUNARTE)の長を発表した。13日付現地サイトが報じている。
 フリアス文化局長は心臓発作の兆候が見られ、12日夜、ブラジリアの病院でカテーテル検査を受けた。フリアス氏は13日に退院しており、辞意もないが、半年間で2度目の検査ということもあり、連邦政府は職務復帰するまでの間の文化局長代行を発表した。

 代行を務めるのはフェリペ・カルモーナ・カンテラ氏(通称カルテイロ・レアサ氏)だ。同氏はサンパウロ州議員のジル・ジニス氏の側近を務めていた人物だ。ジニス氏は連邦警察のフェイクニュース捜査の対象となった政治家で、所属の社会自由党(PSL)から追放処分を受けている。
 この発表と同時に、ANCINEとFUNARTEの新局長も発表された。
 ANCINEの新局長は、フィリペ・ポウベル・リオ州議(PSL)の元側近のマウロ・ゴンサウヴェス・デ・ソウザ氏だ。ポウベル氏は昨年、リオ州サンゴンサロ市のコロナ対策用仮設病院に侵入行為を行った政治家だ。
 FUNARTEの新会長はマルセロ・ネリー・コスタ氏だ。同氏は五輪委員会の委員を務めたことがある。

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