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《ブラジル代表》東京五輪開会式参加は4人だけ=感染避けるため最低限に

開会式でのブラジル選手団(Rodolfo Vilela/rededoesporte.gov.br)

 東京五輪へのブラジル選手団が23日、新型コロナへの感染を避けるため、4人のみで開会式に参加し、衆目を集めたと同日付ブラジル国内サイトが報じた。
 ブラジルの選手団は300人を数える。だが開会式に参加したのは、旗手を務める男子バレーのブルニーニョと柔道女子のケトゥレイン・クアドロスの二人と、ブラジルオリンピック委員会のメンバー2人の4人のみだった。
 これは、3密を作って感染拡大が起きるのを防ぐための防疫基準に従ったものだ。選手団の姿勢は、大統領が外出規制などに反対し、マスクも不着用など、国を挙げた対策を採らないとして批判されてきたブラジルが、国際社会に対し、パンデミックを深刻に受け止めている事を示した行為と受け止められたようだ。
 その一方、旗手の二人がサンバの隊列の先頭を行くポルタ・バンデイラなどのように振る舞い、軽快な動きで行進した事は、サンバの国の面目躍如との声もあった。

 ブラジルは既に、21日と22日に男女のサッカーの初戦を終え、共に勝利を収めている。
 また、ブラジリア時間の22日夜はボートの個人競技Skiffの初戦に参加したルーカス・ベルテインが3位に入り、次の段階に駒を進めた。今大会でのブラジル人選手の個人競技参加はルーカスが初めてだ。
 22日夜から3日未明にかけてはアーチェリーの競技が行われ、アネ・マルセレとマルクス・ダルメイダが参加。アネは次の段階に駒を進めた。
 23日から24日にかけては射撃やフェンシング、女子サッカーなどが行われ、リオ五輪の射撃の銀メダリストフェリッペ・ウーや、フェンシング世界チャンピオンのナタリエ・モエリャウセンらが登場する。

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 23日から東京五輪がはじまり、ブラジルでも報道が本格化している。だが、元々が五輪への興味が薄い国民性。どうアピールするか。今日24日に行われる、5月29日以降で4回目となる反ボルソナロ大統領デモへの関心の方も高そうだ。3日に行われた3回目のデモでは略奪行為などもあったので、デモ会場付近では要注意だ。

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