ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
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国税庁新長官、初仕事はカメロー合法化=格差是正に賭ける=所得税の累進課税が理想=行政簡略化が減税への道
ニッケイ新聞 2008年8月5日付け 新しく就任した国税庁のリーナ・M・ヴィエイラ長官は二日、個人の所得税率を引き上げる意向表明と四日付けフォーリャ紙が報じた。「これは格差是正を求める市民の声であり
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繁栄の夢はかなわぬ現実=ピアウイのヒマ栽培農家=10年計画が3年目で挫折
ニッケイ新聞 2008年8月5日付け ルーラ政権の燃料計画中、地域活性化と騒がれたヒマ(マモーナ)によるバイオ・ディーゼル生産計画が挫折し、多くの農家が先の見えない生活を余儀なくされている。 三日
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ジョルジェ産開相、農産加工で出遅れ=原料輸出には限界がある
ニッケイ新聞 2008年8月5日付け ミゲル・ジョルジェ産業開発相が三日、ブラジルは年間四億ドルの農産物輸出が可能だが、それを品質で大きく伸ばすチャンスを失ったと述べたことを四日付けフォーリャ紙が報
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中国に代わるペルー=ガマラ衣料センター台頭
ニッケイ新聞 2008年8月5日付け 中国の価格破壊がブラジルの伝統産業を脅かし廃業に追い込んだが、いまその中国に強敵が現われた。二十九日付けヴァロール紙によれば、ペルーのガマラ繊維工業団地がそれで
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高金利でも購入増=庶民の夢をかなえるローン
ニッケイ新聞 2008年8月5日付け 中央銀行は基本金利を一三%へ引き上げた反応を伺っていたが、決済期限を延長してローンが順調に伸び、雇用創出や所得向上には直接的な影響が出ていないことが判明したと二
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6百万台達成のFlex車生産率9割に
ニッケイ新聞 2008年8月5日付け 使用燃料の切り替えが可能なFlex車の国内生産台数が、七月三十日に六百万台を突破したと三十一日フォーリャ紙が報じた。 この数は、国内走行車両の約二三%に相当す
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コロンビア週刊誌=ブラジルのFarc支援を暴露か=双方の工作員接触=中南米赤化計画の一環か=当事者は一笑に付すが?
ニッケイ新聞 2008年8月2日付け コロンビアの週刊誌「カンビオ」が三十一日、Farc(コロンビア解放前線)による大統領代理人などブラジル政府要人との接触を明らかにしたと八月一日付けエスタード紙が
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ブラジルへの憧れが仇となる=17歳英女性をバラバラ殺人=在英ブラジル人社会への圧力懸念も
ニッケイ新聞 2008年8月2日付け ゴイアス州ゴイアニアで、十七歳の英国女子学生のバラバラ殺人事件が発生。伯英両国メディアが大々的に報じている。 被害者のカーラ・M・バークさんはロンドン出身の英
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資本主義経済の結末=三つの危機で大津波が来る
ニッケイ新聞 2008年8月2日付け ブラジルの経済史では、金融、石油、食糧の三つの危機を一度に被ったのは初めての経験だとル・モンド・ディプロマチッケ七月号が報じた。三つの危機は互いに関連し、ブラジ
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ドーハの波及懸念=国際的合意は同じ轍を踏む
ニッケイ新聞 2008年8月2日付け WTO(世界貿易機関)のドーハ・ラウンド(多国間交渉)決裂は、排気ガス削減や食糧の輸出制限、原油高騰対策にも波及し、今後の国際協定で共同歩調をとれるかが懸案され