ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
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食糧サミット=エタノールの偏見は解けなかった
ニッケイ新聞 2008年6月6日付け 国連のバン事務総長は、ルーラ大統領のエタノールが食糧危機の元凶ではないとする説得は、食糧サミットの出席者を納得させるに至らなかったと評した。もっと根拠を掘り下げ
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下院倫理委員会=シウヴァ下議の審理決定=政治謀略を解明か=檜舞台に上がった労組幹部=闇の勢力は実在?幻想?
ニッケイ新聞 2008年6月5日付け 下院倫理委員会は三日、パウリニョ労組理事長ことパウロ・P・シウヴァ下議(PDT=民主労働党)のBNDES(産業開発銀行)融資横領の関与疑惑で政治倫理の抵触審理を
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観光大使にモニカ任命=サンパウロ市長選立候補のマルタ氏=いよいよ選挙戦本番に
ニッケイ新聞 2008年6月5日付け 市長選への幕が正式に切って落とされる直前、四日付け伯字紙が、マルタ観光相とマリーニョ社会保障相が閣僚を辞任し、選挙戦に身を投ずると報じた。 これまでは、大臣と
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移民百周年の意義=日本はアジア進出の飛び石
ニッケイ新聞 2008年6月5日付け 日本人移民百周年に寄せて、パウロ・ヨコタ元中銀理事は、日本人移民の功績をヴァロール紙上で次のように評価した。同氏によれば「百周年記念とは時間の経過だけでなく、日
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食糧サミット=我田引水の舌戦=政略化された食糧危機
ニッケイ新聞 2008年6月5日付け ローマで開催された食糧サミットで、バイオ燃料と農産物補助金が主な議題となった。ブラジルがバイオ燃料のグローバル市場構想を打ち上げたことで、米国やEUが農産物補助
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Anac前理事=官房室が不正関与=Varig違法売却を暴露
ニッケイ新聞 2008年6月5日付け Anac(国家航空庁)のアブレウ前理事は要職を辞任して九カ月後の三日、Varig航空の売却にロウセフ官房長官とゲーラ次官の圧力で便宜を図り、後日物議をかもすよう
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国内で話されている全言語収集へ
ニッケイ新聞 2008年6月5日付け 多様性に富む国ブラジル。人に限定しても、人種、言語、文化などが異なるが、中には消滅の危機に瀕しているものもあるため、国立歴史美術遺産院が国内で話されている全言語
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ルーラ大統領=エタノールで宣戦布告=今後の戦場はWTO=「食糧危機の元凶」に反発=環境にかこつける包囲網
ニッケイ新聞 2008年6月3日付け イタリアを歴訪中のルーラ大統領は一日、ブラジルのエタノール生産へ国際的な封鎖作戦が展開されていることで、その対応は「売られた喧嘩」と位置付けたことを二日付けエス
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ジャーナリストを襲い暴行=新聞発刊200年の記念の年に=言論の自由、知る権利の侵害
ニッケイ新聞 2008年6月3日付け 二百年前にブラジル初の新聞が創刊された記念日すべき六月一日付け伯字紙に、リオ市のファベーラで取材中のジャーナリストらが拉致され、暴行を受けたと報じられた。 一
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年金を官民均等に=新規採用は上限最賃10カ月分
ニッケイ新聞 2008年6月3日付け 社会保障制度の維持が困難となったことで政府は、二〇〇八年末までに社会保障院(INSS)扱いの公務員年金と遺族年金、民間企業の定年退職者年金も上限を最低賃金十カ月