ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
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CESPサンパウロ州電力=民営化が三度目の不発=操業権更新が争点=電力問題は眠れる森の美女=エネルギーは生殺与奪の権
ニッケイ新聞 2008年3月27日付け CESP(サンパウロ州電力公社)民営化のための競売は二十六日、期待する五企業が入札のための保証敷金十七億五千万レアルを納めないため不発に終わったようだ。競売対
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サンパウロ市の交通対策は頭痛の種=恩師から赤点評価のサンパウロ市長=公共手段拡充で問題解消へ
ニッケイ新聞 2008年3月27日付け 渋滞解消のための交通対策を先週発表し、今週から実施のサンパウロ市だが、二十五日にサンパウロ市長の恩師が、「対策をとるのが遅すぎ」と赤点評価したことを二十六日付
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ローン短期化は再検討=安易な過熱は危険=インフレなき景気刺激を=米国の轍を踏まないために
ニッケイ新聞 2008年3月26日付け マンテガ財務相は二十四日、消費者長期ローンへの割賦制限を撤回する意向と二十五日付けエスタード紙が報じた。「九十カ月のローンは長すぎる。三十六カ月位が限度ではな
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放射線療法に長蛇の列=3カ月から半年待つ例も=患者は見つめる時計の砂
ニッケイ新聞 2008年3月26日付け 少なくとも五万四〇〇〇人が放射線療法を受けるための順番を待っており、治療開始までに数ヶ月はかかる。待たされることは命を削られることであるガン治療の実情が二十五
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連立は執行部決定=翻弄されるPTミナス支部
ニッケイ新聞 2008年3月26日付け 与党PT(労働者党)は二十四日、二〇一〇年の大統領選を視野に入れ地方選が決選投票にもつれこんだ場合、野党との連立是非の決定を党執行部へ一任するよう求めた。これ
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大企業が戦略変更=低所得層が市場の半分を
ニッケイ新聞 2008年3月26日付け 低所得層の購買力向上により消費市場の五〇%を占めるに至ったことで、大企業の販売戦略にも変化が表れている。以前は販売戦略といえば、上流階級相手が主流であった。こ
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キューバ改革の嵐=自由が分からず戸惑う国民
ニッケイ新聞 2008年3月26日付け キューバ共産政権は、農業資材の自由販売に続き、公団経営の集団農場を民営化することを発表した。農産物の生産と販売が農務省管轄から解放され、生産者は個人経営か組合
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パラグアイ大統領選でイタイプー発電所が浮上
ニッケイ新聞 2008年3月26日付け パラグアイのルーゴ大統領候補は、イタイプー発電所協定を国際問題に取り上げる考え表明した。パラグアイ側へ供給すべき電力にブラジルは、現行価格より高く払うべきだと
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最先端工業に税制恩典を=ITは時代の要求=世界不況と税収減でも決行=木を見て森を見ない財務省
ニッケイ新聞 2008年3月25日付け ミゲル・ジョルジェ産業開発相は二十三日、世界的不況がブラジルに波及するとも、四月予定の税制恩典を含むITなど産業奨励策は決行の意向と二十四日付けエスタード紙が
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この道はいつか来た道…=今も続く移民の流入=言語、文化、経験も共有化
ニッケイ新聞 2008年3月25日付け 日本移民は今年一〇〇周年を迎えるが、二十三日付けエスタード紙によると、一九九〇年以降だけで、サンパウロ市には一〇万人の外国人が移り住んでいるという。 一五〇