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刊行

『光源都市』 (七)

 コロニア最古の短歌会「サンパウロ短歌会」が歌集『光源都市』を発行した。月例会250回を記念した第一巻の発行より、50回ごとに発行されている。今回は第七巻で550回までの作品が収録された。 寄稿者数は前回の発行(2011年)の32人に比べ、今回は23人と年々減少している。編集委員会の梅崎嘉明さんは「序に代えて」で「この度が最後の ...

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『楽書倶楽部』 28号

 随筆集『楽書倶楽部』第28号が発表された。 「奴隷と移民 ①」(梅崎嘉明)「忘れ得ぬひと」(中川恵子)「すばらしき妹の家族」(蓼沼弘美)「十三日間のツンボ」(小坂正光)など43作品に加え、特集「5周年記念親睦会に参加して」「サラリーマン川柳」「一口雑学」などを掲載。 問い合わせは日毎叢書企画出版(11・3209・4954)まで ...

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『ピンドラーマ』=6月号

 コジロー出版社のブラジル情報誌『ピンドラーマ』6月号が発刊された。 「ブラジル面白ニュース」、サッカーコラム「クラッキ列伝」、「摩訶不思議なブラジル経済」に「ポルトガル語ワンポイントレッスン」など。グルメ情報やJBCカード優待クーポン、毎月のコーナーも掲載。 日系書店、日本食店などで配布している。問い合わせは同出版社(11・3 ...

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南青協=『それぞれの50年』刊行=半世紀の生き様を収録

 ブラジルの辺境に開拓を挑んだ南米産業開発青年隊員326人全員が着伯50余年を迎えたことから、同青年隊協会(渡邉進会長、会員150人)がこのほど記念誌『それぞれの50年』(360頁、80レアル)を刊行した。約50人の隊員の手記が中心。5年の歳月を経て完成した。 同制度は1956年に始まった。隊員らはパラナ州ウムアラーマの訓練所で ...

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『のうそん』 第271号

 『のうそん』5月号が発行された。 随筆「宝の持ち腐れ」(増田二郎)、「私の母」(城間君枝)、「妻と寄り添って」(仲間マウロ)、小説「一泊旅行」(山口国子)、「旅路・橋の上から」(田口作夫)ほか。 問い合わせは日伯農村文化振興会(11・2409・1862)まで。

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『蜂鳥集』

 句集『蜂鳥』324号が刊行された。 「蜂鳥集」より3句、「信じたき性善説や復活祭」(田幹夫)「飛機去るをランプ消し待つ和語夜学」(建本芳枝)「飢え知らぬ民は幸せカルナバル」(酒井祥造)、「旅吟 スペインの旅」(林とみ代)、「素晴らしき出会い」(高谷幸子)、「消えゆく日本語」(五味国夫)ほか。

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梅崎嘉明氏が作品集発表=書き下ろし小説も収録

『奴隷と移民』表紙

 梅崎嘉明氏が作品集『奴隷と移民』を上梓した。エッセイ「時代の変遷」「砂蚤とベルネ虫の話」短歌「歩道詩」「生ける屍」「光源都市」等を収録。 書き下ろし小説「奴隷と移民」は戦前の移民家族を描いたもので、短編ながら読み応えのある作品になっている。 梅崎氏は長年作家として活動しており、これまでにも数多くの歌集や小説集を発表し、数々の賞 ...

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ブラジル特報5月号

 日本ブラジル中央協会の会報「ブラジル特報5月号」が発行された。 「サンパウロの水瓶、干上がるカンタレイラを教訓に」(掘坂浩太郎)「最新コーヒー事情」(山村嘉宏)「3・15デモと表現文化の伝統」(深沢正雪)など、各専門家による政治、経済、文化等、幅広い分野のブラジル最新情報を掲載している。 会員になれば、最新版をPDFで閲覧でき ...

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『ぶらじる川柳』刊行=平谷伊佐さん追悼特集も

 『ぶらじる川柳』第65巻第2号(通巻205号)が発行された。平谷伊佐さんの追悼特集号。 オザスコ聖西吟社代表で、2月に逝去した平谷さん(本名=勲)への哀悼の意を込め、追悼句、追悼吟、メッセージが寄せられた。 弾琴集(会員自選)から3句「交わって家族の絆支え合い」(栄森さかえ)、「人のためつくせば何時か我がために」(木村トミコ) ...

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笠戸丸沖縄移民を徹底追跡=『未来へ継ぐ裔孫』、日ポ両語で

完成した本を手にする著者の赤嶺さん

 笠戸丸移民の4割を占めた325人の沖縄系移民の足跡を徹底調査した『笠戸丸移民 未来へ継ぐ裔孫』(赤嶺園子著、306頁)が発売中だ。80レアル。 本紙と提携関係にある沖縄タイムス(本社・那覇市)から昨年10月に発行、ニッケイ新聞が編集協力した。 市町村別に、ブラジル永住者、アルゼンチン転住者、帰国者にわけ、生年月日、渡伯時年齢、 ...

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