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 フランス通信社「AFP通信」が15日付け電子版で、「マドリード発・サンパウロ市着のTAM航空便が爆破予告とみられる脅迫を受けてマドリードに引き返した」と報じた。ブラジルの航空会社を意図的に狙ったかが気になるところ。ブラジルは比較的安全な国と言われるが、リオ五輪を控えやや不穏な空気も…。先日は二世の岡村アンジェロ陸軍中将が、五輪 ...

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 新しく創設される本荘追分の民謡大会。秋田民謡の中で最も難しいと言われるこの曲に、何人の挑戦者が集まるだろうか。ブラジル郷土民謡協会の北原民江副会長は「千昌夫や細川たかしなど、こぶしが民謡と似ている曲が得意な人は、勘をつかむのが早いのでは」と話していた。この追分を初めて聞いた記者には、声の出し方やリズムが独特すぎて、あるていど歌 ...

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 山本喜誉司賞を受賞した天谷良吾さんの「天谷茶」。島田梅さんによる紅茶「おばあ茶ん」と共に、10月末に愛知県で行なわれた紅茶フェスティバルに出展した。ところが関係者によれば「思ったよりも規模が小さく、ビジネスにはつながらなかった」そうだ。とはいえ、かつては〃お茶の都〃と呼ばれたサンパウロ州レジストロと、茶業振興を図るサンタカタリ ...

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 申年のコラム子、新年号の企画記事で、来年の年男・年女のインタビューを集めることに。新年の抱負や日本に対する意見を聞くのだが、なかなか申年の人が見つからず苦戦。確率で考えてみれば12分の1なので、12人に干支を尋ねれば1人当たる計算のはず。しかし物事は考えた通りに行かず、20人いて1人も申年がいないこともあれば、最初に声を掛けた ...

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 日本国外務省のプレスリリースによれば、10日にブエノスアイレスで行われるマウリシオ・マクリ亜国大統領就任式典に、鳩山邦夫衆議院議員が特派大使として派遣されるという。亜国とは、日露戦争の日本海海戦で活躍した軍艦2隻を提供された時からの深い関係がある。「日本・アルゼンチン友好議員連盟」会長でもある鳩山衆議は、多彩な趣味を持つことで ...

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 サイト「にほんのポルトガル語」によれば、日本に157カ所のポルトガル語教室・講座がある。札幌や仙台などを除いて北日本には皆無で、デカセギの多い東海地方に多い。市国際交流協会が主催するものも多く、広く市民向けというが、在日子弟向けの需要が大きそう。一方、当地に進出する企業の駐在員向け語学研修会社も7社含まれている。4日付で紹介し ...

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 13日に行われる第2回ミミ・パーティー。当初はロリータ・ファッション愛好家によるお茶会だったものが、日本のカワイイ文化を通して伝統文化とポップカルチャーの仲介や日伯交流を目的とした幅広いイベントに変わってきた。前回の開催で松田明美さんは、「ロリータに限らず〃自分のオシャレ〃をすることで自信や勇気、エネルギー源となり幸福感に繋が ...

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 先月3日のベレンにおける秋篠宮ご夫妻歓迎式典の司会の一人、長島ジュリアさんは、式典開始4時間前に汎アマゾニア日伯協会の事務所に入るなり、「とっても緊張してます」と心配そうに言った。「昨日お墓参りもしてきました」というので、てっきり「殿下の前で司会をするとご先祖さまに報告したのですか?」と聞くと、「いえ昨日(2日)はお盆だったの ...

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 宮城県人会館で毎月2回行われている青葉祭りで今月、冷やし中華が出る。この料理は、仙台の中華料理屋組合が37年に夏用メニューとして考案した「涼拌麺」が始まりと言われている。リベルダーデの日本食店にもこの料理がメニューに並ぶ季節になった。気温は高くなったが、急に肌寒く感じる日もあり、風邪をひきやすい、身体に負担が大きい時期。バテて ...

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 『朝陰』第433号(11月号)が発行された。ちょっと笑える生活風景を詠ったものとしては「極上の肉は最後にシュラスコ会」(西沢てい子)、「運動会八十路の翁が嫁探し」(林久美)など。ブラジル風情を感じるのは「飛ぶサビア道づれにして墓参る」(林田安江)、「抱き合へる恋のインジオに蛇鳴ける」「即席のぜんざいに似てアサイ汁」(大熊星子) ...

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