オーリャ!
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おもてなしの心で握られた寿司
東洋街に新しくオープンした「謙造鮨」。本格的な寿司と聞き、どんなものかと思い食べてみると、「なるほど」と舌を唸らせるものだった。 当地でも広く定着した寿司だが、庶民的なところではブッフェが一般的で
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日本の特撮ヒーローが道徳のモデルに?
日本の特撮ヒーロー番組の放映権をとって、ブラジルで放送してきた江頭俊彦さんが講演会を行った。会終了後、参加したファンが江頭さんのもとに集まり、熱心な様子で番組放送に感謝を述べていた。 江頭さんによ
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客はオタクだけじゃない?
週末のリベルダーデ駅の東洋市には、食べ物や雑貨の出店が並んで賑わっていて、太陽堂書店にもたくさんの客が集まっている。多くは非日系人のようだ。 同書店の店長の浦山美千枝さんに聞くと「10年位前から非
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一番ウケたのはトイレ?!
伝統に根ざしつつ現代的な日本を伝えることを狙いにしたJH。だが、来場したブラジル人が頻繁に口にしたのは、「もっと現代的な側面も見てみたい」という意見だった。 「手先の機用さや知恵が結集し、近代的な
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『衝撃』をもたらすかジャパン・ハウス
JHの目玉である『竹』展示。一見地味かと思いきや、それを手掛けた造形作家に話を聞くと衝撃的なものだった。一人は竹細工職人でもう一人はなんと理工学者。切り口全く違うのだ。 六百本の竹を六方向に組み合
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フェイスブックもひとつの友情?
ベルゲイロ駅上のサンパウロ文化センターにはいつも若者たちがたくさんいる。ポ語の会話練習のため、勇気を出して集団のいくつかに話しかけてみた。初めは怪訝そうな顔をされるが「日本から来たばかりでポ語の勉強
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日系民謡歌手の日本プロデビューを目指しては
来場者数約130人を記録した昨年の『本荘追分ブラジル大会』。久保田紀世会長はその大会で優勝し、日本での全国大会で特別賞を受賞した。「ブラジルから出場したから」と謙遜しつつも、「いずれは優勝を目指した
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気合の入ったカラオケにビックリ
日本から来て、当地の生活が始まって2週間が経つ。この間、最も驚かされたのは「カラオケ」だ。老若男女がマイクを握り、思い思いの好きな歌を皆の前で歌う。それはブラジルも日本も同様。ただ、当地におけるカラ
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受賞者に共通する『公』の精神
「受賞できたのは、先輩方のお陰。今後は世の為に尽くしたい」―。受賞者が口々に語ったのは、受けた恩を次世代に還元したいという恩送りと『公』の精神だった。 陸上部門で受賞した安永祐動さんは「恩を受けて
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元気の源は体操と笑顔
本紙で働き始めて4日目、リベルダーデ駅前でラジオ体操が行なわれていると聞き、足を運んだ。まだ日が上がりきらない朝6時、おそろいの白いユニフォームを着た男女30人ほどが広場に集まってくる。 その中に