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オーリャ!

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 聖南西文化体育連盟は各地区の文協を束ね、日本文化振興を通じて地域おこしを図るため、意欲的な活動を展開している。  今月半ばには、統一地方選の祝賀激励会をカッポン・ボニートで開催。議員との連結を強め、日系社会の活動を活性化することが狙いだ。年度末には200万レ基金を発足させ、体制強化を図る。  小川彰夫理事は「同じブラジル人でも ...

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 22日、文協の美術委員会(金子謙一委員長)の文協総合美術展が開かれた。前身の展示会は1935年に始まったそうだ。  長年審査員を務める金子委員長は、「鑑賞者も制作者も文化的濃度が濃い方が色々なことを理解し、表現する」と語った。「どちらも他人の様々な作品を見て感覚を得て、時間をかけコツコツ感性を磨く。それがこの国の文化水準を支え ...

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 今年は日本で自然災害が相次ぐ。熊本地震を始め、鳥取でも21日に震度6を計測した。記者の実家岐阜でも、「震度2くらいで揺れた」と両親から速報があったから被害を案じる。  当地からも憂慮する声が聞こえる。そんな時、8月末の台風10号被害の見舞金として、岩手県人会が25万円を寄付したと聞き、「外国からもできることがあるんだな」とつく ...

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ブラジル初のビジネス日本語学校の意義

 今月、サンパウロ市に開校したビジネス日本語学校「ONGAESHI」。日本語学校は多々あるが、「ビジネス日本語を学ぶ機会がない」ことに着眼して新設された学校だ。  創立者の村信政幸さんは、「いくら日本語が堪能でも、ビジネスは別。日系人がさらに活躍の幅を広げる力になれる」と意義を語り、「ビジネスで必要とされる言葉使いやマナーは、日 ...

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移民110周年に、第2回のど自慢ブラジル大会を!

 当地のカラオケ熱は世界一だろう。指導者も多いし、大会は毎週のようにある。そんな業界からマルシア、エドアルドが日本へ飛び出した。  亜国からは大城バネサがプロとして活動している。本人曰く、「年4回ほどしか大会がない」という同国から日本へ渡った珍しい例だ。  それに比べ当地のあまりの盛況ぶりに、音楽こそ日伯を結ぶ文化だと感じる。古 ...

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新世代の日本語学校校長

 ロンドリーナ・モデル校の若き校長、林マルコスさん(26、三世)について、元校長の白戸和子さんに尋ねると「若さという不安もあったけれど、特にやる気のある職員なので任せたいと思った」との理由で決断したという。  3年前の8月から日本語教師として働き始めた林さんは、白戸さんの推薦を受けて、10カ月ほど前に校長就任した。白戸さんは「実 ...

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四世ビザ解禁への期待高まる

 CIATEが実施した三、四世への意識調査(5日付け詳報)は、興味深い結果が出た。例えば、20~40代の回答者約500人のうち、約100人は四世と答えた点だ。  つまり働き盛りの若者のうち、四世が2割を占める時代になったのだ。その100人のうち、なんと85人ほどが「訪日就労に関心を持っている」と答えた。  四世諸氏にとって「訪日 ...

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「弁論」から育つ橋渡し人材

 サンパウロ市の弁論大会が今年で第10回を迎え、その記念に第1、第2回の優勝者から激励のビデオメッセージが寄せられた。2人とも日本で就職したと近況報告があり、「ちゃんと橋渡し的な人材が育っているんだな」と感じ入った。  「弁論」では語学能力とともに、社会問題を提起し、共感を呼ぶ意見を言わなくては高評価につながらない。上位入賞のた ...

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国際民族舞踊祭の拡大版はできないか

 第45回国際民族舞踊祭で林アンドレ実行委員長に取材した際、同祭のテーマを「色んな文化を大事にし、違うということをわきまえた上で調和すること。文化を継承すること」と断言した。  来場者に感想を取材すると、物珍しさもあるだろうが「自分の出身ではない国、全ての発表が良かった」と他国の文化に関心を持つ人も多い。  出演者には必ず子供が ...

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日本との絆を強めるスポーツ熱

 コロニアのスポーツ熱は割りと高い。大相撲が始まれば午前4時に起床するし、プロ野球にしても、地元球団の結果を欠かさずチェックする人が必ずいる。今熱いのは、野球のブラジル代表が参戦中のWBC予選か。25日には決勝戦。勝ち上がれば本選出場の1枠を決める大一番だ。  ところ変わって日本では広島カープが来月から日本一に向けてプレーオフに ...

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