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オーリャ!

コラム オーリャ!

 生まれは一九〇七年十二月、笠戸丸移民来伯の半年前になる。今年の「高松宮殿下記念世界文化賞」を受賞した建築家オスカー・ニーマイヤー氏の九十七回目の誕生日が近い。  先日リオ・コパカバーナを訪ね、海岸線を一望におさめる同氏の仕事場を見上げた。そこでいま「胎動」しているのが、日本移民百周年記念碑だ。リオ日伯文化体育連盟の代表らが三顧 ...

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  歳末助け合い寄付の季節だ。福祉団体によれば、年々、寄付総額が減る傾向のようだ。人情が〃軽く〃なったせいではない。今まで熱心に活動をした人たちが老いたり、亡くなったりしたからである。つまり、世代が交代すると、ものの考え方も違い、事情が変わる。  寄付スタイルも変わる。「わたし(たち)は寄付をしました」と大々的に広報するのは「呼 ...

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  モンチ・アズールの「日本文化週間」では、日本の玩具が子どもたちの注目を集めた。中には、剣玉や竹トンボを買って帰りたい、という子も。  〃遊びの天才〃には、日本の物もブラジルの物も関係ない。お手玉は、サッカー・ボールの代用品に使われた。「盆踊りはアシェに似てる」と言いながら見よう見まねで踊っていたのは、ピニェイロス区のファベー ...

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 中国の胡国家主席の来伯で、両国関係はより深まった感がある。中国からの観光客の入国が容易になるかもしれないし、直行便の運行も検討されているという。  大挙して押し寄せてであろう中国人をターゲットに、日系企業も新規事業に乗り出すのでは?そう思って旅行関係者などに当たってみた。ちょっと的外れだった。  中国語に堪能な人材がなかなか揃 ...

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  一世としてどう百周年に関わるか? エリート二世中心の祭典協会執行部は、「我々は二十年後の日系社会を考えて構想を練っている」と言う。そりゃ立派なことだと誰もが思う。ただし、言葉を代えれば「その頃には一世はほとんどいない」ということでもある。  一世排除とは言わないまでも、それに近い雰囲気がどこかに漂うとは言い過ぎか。今回、日伯 ...

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  身長百五十四センチと短?で、生来右足が数センチ短かったという。ブラジルを代表する画家ポルチナリだ。県連バス旅行で、その生家を訪ねたとき、初めて知った。  奥モジアナ線ブロドスキー市。家の敷地内には礼拝堂もあるが、壁画の聖人たちの顔がどうも見慣れない。と思えば、親族の顔を重ねて描いたそうだ。画家の遊び心か。  荘厳でも、人間味 ...

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 「このごろ、さっぱり聴こえなくなった。とし(年齢)のせいだな、と当社を訪ねて来る人が、けっこういます。でも、長年耳アカを溜めて、聴こえなくなっている人が案外多い」――補聴器販売・ライソン社(日系)の日本語を話す女性社員の話だ。  同社を訪ねると、密室に案内して、時間をかけて診察をしてくれる。レシーバーをつけさせ、多種の、極めて ...

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  「おしゃれに我慢はつきもの」とよくいう。より美しく見せるためにヒールの高い靴を履いたり、体を締めつけるような服を着たり、女の努力は涙ぐましい。  世界三大瀑布・イグアスーの滝に来ても、女の、というより日本人女性たちの〃我慢〃は続く。  つばの広い帽子、サングラス、首にはスカーフ(かタオル)で完全武装。もしかしたら長袖のシャツ ...

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  家具・家電量販店カーザス・バイーア。全国に三百軒以上の店舗を所有、小売最大手の一つだ。サンカエターノ・ド・スールで寝巻きや敷布などの行商から始まった。名前は、常連客の多くがバイーア出身だったことに由来する。  創業者は、ユダヤ系ポーランド人のサムエル・クレイン氏。第二次世界大戦中に強制収容所に送り込まれ、死と背中合わせで生き ...

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  ブラジルをめぐる各国の外交が活発化している―。十二日の胡錦濤中国国家主席に続き、十六日に盧武絃韓国大統領、二十二日にはプーチン・ロシア大統領が来伯する。南米の大国としての存在感は確実に高まっている。  日本経済新聞によれば胡主席は十二日、ルーラ大統領と会談し、現在対中輸出が禁止のブラジル産牛肉と鶏肉の解禁や、ブラジル内のイン ...

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