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オーリャ!

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 サッカーの試合の余り券を友人が譲ってくれると言うので、いそいそと出かけた。 別の友人が会場まで車で送ってくれるというので乗り込んだが、どうも様子がおかしい。彼は正確な道を知らなかった…。渋滞にはまり込んだまま、刻々と近づく試合開始時間に車中はイライラし始めた。「歩いた方が早かった」と心の中で文句を言いたくなったが、「ままよ」と ...

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 青森県五所川原市から運ばれた立佞武多が出陣したサンパウロ市カーニバル。20日晩にもチャンピオンパレードを繰り広げて行進は終わったが、実はこの事業は続いている。 廃棄処分の可能性があるねぷたの行方自体もそうだし、公式サイト(tatinepta-project.jp)ではいまも募金を集めている。輸送費用には同市が二千万円を出したが ...

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 先日、カーニバル取材のためにリオを訪れた。夕方、ブロッコが練り歩き、ごった返すフラメンゴのカテーテ通りを歩いていると、スボンの前ポケットに何やら妙な感触が。サッと振り向くと13、4歳位の少年一人が、財布を抜き取り走りだすのに気がついた。 何も考える間もなく反射的に手が伸び、少年のシャツを掴んで引きずり倒した。彼は暴れたが、周囲 ...

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 「日伯外交樹立120周年」をテーマにしたアギアを、昨年から折に触れて取材してきた。一番印象に残っている人が、ねぷたの組み立ての為に来伯した福士裕朗さん(33)だ。 頑固一徹の職人気質で気難しい人ではないか、気候も習慣も全く違うブラジルでストレスを溜めているのではないか―と思っていたが、全くの杞憂で気さくに話してくれた。当日朝の ...

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 鳥取県人会の通常収入は25万レを越えている。もちろん支出も相応だが意外と高額だ。和歌山県人会も昨年近い金額が動いたが、日本祭りの売り上げに60周年で母県の助成があったから。 大所帯の北海道、沖縄を除き、普通の県人会なら10~15万レが相場だが、鳥取の収入源とは何か。それはサロン貸し出しを主とするクラブ活動収入だ。半額の約13万 ...

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 「嘆いたってしょうがないわよ、駄目ならどうするかを考えるだけ」。先週末に中央開発コーポレーションが実施した「第2回連携強化会議」で聞かれた農協婦人部連合会の女性陣の発言だ。 同会議中、何よりも目を引いたのは彼女たちの存在感だった。その笑い声が参加団体に活気をもたらしているように感じられた。 この会議は農林水産省からの委託事業だ ...

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 並み居るブラジル人報道陣が〃サッカーの神様〃を取り囲み、「ジーコ!」と大声で呼び捨てにして質問の順番を争う中、意を決して声を張り上げ、なんとか割り込んだ。 「15年にわたる選手、監督としての日本サッカーへの貢献を振り返ってどう感じますか」。漠然とした質問だったが、手の届く距離の〃生き神様〃は真摯に答えてくれた。 曰く「まだJリ ...

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 青森県五所川原市の巨大立佞武多の部品と職人が着聖し、本番会場で組立作業を開始した。「いよいよ出陣」という頃合だが、個人的に感じるのはパレードの準備同様、その後の活用方法も検討すべきだという点だ。 アギア・デ・オウロ側では「本番後は日系行事で利用してもらえれば」とし「ただし輸送費は負担して」と付け加えた。ところが、この輸送費がバ ...

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 最近、編集部内に蚊が大量発生し、一同を悩ませている。各人が殺虫剤や蚊よけスプレーを撒いたり、虫除けを塗布したり、新商品のラベンダーの香り付き蚊取り線香を焚くものも出てきてテンヤワンヤ。 下宿先も同様で、管理人に相談したところ、入り口に薬剤入りの水を蒔いてくれ、「これで大丈夫!」と自信満々の様子。でも蚊の軍勢は一向に収まらず、む ...

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 事情があってブラジル人の友人の実家に1カ月間、世話になっている。「次の住処が決まるまで」ということで光熱費と食費だけ払っている。掃除・洗濯に加え、食事まで用意してもらい恐縮至極だ。 そこの奥様「ドナ・B」。何くれとなく面倒を見てくれるのだが、なんでも干渉されてしまうのが玉に瑕。思い込みも激しく、「ちょっと違うかな」と思っても、 ...

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