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オーリャ!

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 ついに日本政府主導の総合広報施設が、ここサンパウロで設立に向け動き出した。「日系社会とは二人三脚で」と、外務省が強調したジャパンハウス構想だ(9月2日付け既報)。 県人会長などから「コロニアもこの機を逃してはいけない」という声が聞こえるが、互いの思惑が多少ずれている感じがする。コロニアが期待するのは、日系社会を支えるような役回 ...

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 日本の弁護士が運営するサイトに《残業代を求める若者は「社会をなめている」のか?》という記事が掲載された。その中で最新の調査結果に触れ、「残業はいとわないが、それに見合った処遇を求める若者」が増加していると記述し、日本人の労働に対する認識の変化を弁護士として支持するという内容だった。当然、その記事は若者に支持を得ていた。 当地に ...

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 調査員が来伯し、JICAの日系ボランティア増員に向け、本格的に動き出した。コロニアの高齢化対策に介護士を手厚く配置したり、婦人部活性化のため料理講師派遣など、新たな試みも考えられる。 これを追い風に推したいのは、「日本館修復作業員」の派遣だ。これまでは中島工務店(本社・岐阜)の厚意で、無償修理に3度も助けられた。来年5月には4 ...

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 先日、将棋連盟会館で盗難事件が発生した。泥棒は見学者を装い、入り口近くをうろついた後、壁にかけられた鞄を盗んでいった。貴重品は入っておらず大事には至らなかったが、以前にも同様の被害が出ており、関係者は「警戒厳重化を」と申し合わせている。 その日は大会前日でもあり、実は会館には15人もいたが、将棋に集中しすぎて、オーリャ子を含め ...

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 ブラジル本門佛立宗による「平和パレード」が今月13日、東洋人街で行なわれた。2010年「佛立フェスティバル」の一環で行なわれた行進に続き2回目の開催だ。サンパウロ州タピライ市での地鎮祭などが重なったが、それでも各地から大勢の信徒が駆けつけ、日本からも大規模な慶祝団が組まれた。 このパレードは元々、3年おきに行なう予定だったとか ...

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 東洋街で卓上遊具専門店を営むエディ・サキタさんは、週末になると子供向けのチェス大会や囲碁、将棋などの大会を主催し、競技の普及に努めている。 卓上遊戯にこだわる理由を尋ねると「悪い遊びを覚えて不幸になる若者が沢山いる。熱中出来る趣味があったら、そうならなかった人もいたと思う」と熱く語る。 卓上遊戯に非行予防効果があるのだろうか― ...

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 サンタカタリーナ州ラーモス移住地の「さくら祭り」に、サンパウロ州タウバテ在住の芸能一家、海藤ファミリーの姿が。本人たちも「これほどの遠距離は珍しい」という出張公演だ。 きっかけはクリチーバ在住の佐藤吉次さん。民謡界の実力者で、元ラーモス移住者だった。彼の誘いで実現し、司代表ら4人が演奏、非日系ばかりの会場で拍手喝采を浴びた。世 ...

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 県連代表者会議の終わり、木原好規副会長は「鈴木英敬三重県知事から短期滞在数次ビザ交付のお祝いメールがあった」と報告した。数次ビザとは、要は観光ビザの数次化のことらしく、期限内なら何度でも出入りできるようになる。 昨年8月来伯の鈴木知事は、園田昭憲前県連会長から日伯間の査証免除の働きかけを懇願された。帰国後、中部圏知事会議、全国 ...

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 宮崎県人会創立65周年式典では、ブラジル初公演の夜神楽などもあり大成功に終わった。式典実行委員長の山元治彦さんは「青年らが自主的に手伝ってくれる」と活躍を喜ぶ。その中心が元県費留学・研修生だ。 短期農業研修も含め、これまで150人以上の県人子弟を母県に送り出した。利用者は県人会への入会義務があり、帰伯後に協力者となる仕組み。県 ...

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 日本の農業界は、安価な海外産品との競争や少子高齢化による市場縮小、従事者減少で衰退の道を辿っているとか。 文旦農家を営む岡林富士夫さんは、高知県販路拡大経済ミッション団唯一の民間公募立候補者として21~26日まで来伯した。文旦とは当地では聞かない柑橘類だが、高知の特産品だ。 岡林さんはオーストラリアとインドネシアへ柚子の輸出も ...

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