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オーリャ!

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ニッケイ新聞 2013年12月20日  文協寄付金1億円の使い道がようやく決定され、年明けにも動き出しそうだ。10月には関係者が来日した際、大塚氏側に進捗状況の報告を済ませていたとも聞く。  次なる課題は「国士舘文協エコロジーパーク構想」か。10年12月では空前の予算案500万レを承認されてから早3年——。先日の評議員会では「敷 ...

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ニッケイ新聞 2013年12月18日  文協美術委員会が主催している児童絵画教室について、戦前に画家を志す有志がつくった「聖美会」の誕生とともに1935年からはじまったもの、と主催者に教えてもらい、「今でも続くコロニア最古の文化活動かもしれない」と伝えた。  ところがそれに関して「少し違うのでは」との異論も寄せられた。「戦前・戦 ...

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ニッケイ新聞 2013年12月17日  コラム子の母校は大阪府内の某国立大で、住宅地から奥に入った不便な場所にあったので、バイクで通う学生も多かった。近隣住民は「騒々しい。市民に迷惑をかけている学生を国費で学ばせるのか」と長年抗議しており、入学時に「バイクに乗らない」という誓約書を書かされた。  日本では公立大学でも学費は必要だ ...

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ニッケイ新聞 2013年12月13日  移民史料館で開幕した西村俊治展。明治生まれの彼の生き様は、「思い立ったらすぐ行動」という言葉そのままだったようだ。農工学校創設時もパラナ州のドイツ人学校を視察に行ったとか。  私心よりも他益。その一点は揺るがないものだったようだ。「いかにも明治らしいと言える人物は、今後生まれてこないかも」 ...

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ニッケイ新聞 2013年12月11日  ブラジル政府やマット・グロッソ大学と連携して東海大学が開講していた「在日ブラジル人学校教員養成のための通信教育」の卒業式が、先週末に同校湘南キャンパスで行われた。  日本のブラジル学校は託児所のようなかたちではじまり、徐々に生徒数が増え、〃学校〃になってしまったところが多い。教員免許をもた ...

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ニッケイ新聞 2013年12月10日  教育省の審査で低い評価を受け、全伯の大学270学部の入試が停止された。ブラジルの高等教育のレベルが低いというより、質の伴わない、商業目的中心で作られた大学がそれだけ多いということだろう。  停止された多くは私学だった。私学なら学費は安いわけはない。入試停止措置を取られるほどの質の低い教育に ...

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ニッケイ新聞 2013年12月7日  来年度の『県連日本祭』の開催が決まった。日程はまさにW杯後半の7月4〜6の3日間だ。役員の中には「W杯に引っ張られて客足が遠のくかも」と懸念する人もいたが、果たしてそうだろうか。  国内、国外のたくさんの観光客が当地を訪れるのだから、各国代表シャツを着てくれば入場無料にするとか、試合を大画面 ...

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ニッケイ新聞 2013年12月6日  いよいよ、サッカーW杯の組み合わせ抽選会が行われる。本番間近な雰囲気が漂ってきた。日本代表の心強い応援団になるであろう各地の日系団体は、キャンプ誘致に関してまだ静観といった印象だ。抽選の組み合わせにより試合会場が決まるので、これからだ。  キャンプ誘致には日系企業の存在も欠かせない。例えば、 ...

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ニッケイ新聞 2013年12月5日  ブラジル人はコミュニケーション上手。雑談好きで、人懐っこくて心温まることは多い。その一方で、仕事上では連絡不足に頭を痛めることが多いのも事実だ。  メールの返事が返ってこないことが多いし、今回も突然、ビザ更新に必要な書類を準備してくれていた代行業者に連絡がつかなくなった。期限も迫っており、あ ...

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ニッケイ新聞 2013年12月3日  『古池や蛙飛び込む水の音』。当地に留学していた頃、通っていたミナス州の大学教授にこの句の世界観をポ語で説明してと言われて悩んだ。短詩型文学作品の翻訳は、散文の翻訳よりももっと難しい印象がある。  サンパウロ市メトロのスマレ駅近くに、ハイカイを当地に普及させたギリェルメ・デ・アルメイダの記念館 ...

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