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オーリャ!

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2013年11月1日  日本文化の一つである盆栽をブラジルで普及させようと、半世紀に渡り試行錯誤を繰り返してきた人物がいる。サンパウロ市在住の柿丸弘さん(78)だ。  移住後ほどなく、自身の趣味である盆栽を、日伯融合の形にならないかと追求し、今では1メートルを超える40年物のピタンガが立派な姿で自作の鉢に収まってい ...

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ニッケイ新聞 2013年11月5日  一目で外国人とわかるはずと自覚しているのに、よくブラジル人から道を尋ねられる。「サンジョアキン駅はどこ?」といった具合だ。地元日系人に見えるのか、もしくはブラジル人からすれば一世も二世も一緒なのか。  ブラジル人は気軽に人に道を尋ねるが、日本では道に迷っても地図か携帯を片手に何とか自力でたど ...

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ニッケイ新聞 2013年11月7日  これからは有機野菜がもっと売れる?! 先月31日付本紙で、テストされた果物野菜の3割が国内で認可された基準値を超える残留農薬を含み、国内で使用を認められていない薬品まで検出されたと報じられた。  こうしたニュースが大きく取り上げられたのは、ブラジルが徐々に食物の安全性に気を使うようになってき ...

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ニッケイ新聞 2013年11月8日  諸外国からの日本人のイメージは勤勉、まじめで時間を守るというのがお馴染みだ。ただ日本国内の外国人労働者からは、「日本人はいつも時間を守らない」という声も聞こえてくる。  始業時刻になると朝礼が始まり業務がスタート。決まった時間に集合し行われる「恒例行事」であるが、終業時刻はというと・・・予定 ...

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ニッケイ新聞 2013年11月9日  レジストロ地方日本人移住百周年を祝う岐阜県中津川市の慶祝団は、市役所や姉妹都市協会などの関係者が大多数。その中で唯一〃一市民〃として来伯したのが西尾勉さん(78、愛知)だ。  動機を尋ねると「人に会いたくてね」と相好を崩した。話を聞けばブラジルは2度目。1986年に、サンパウロ市に移民した姉 ...

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ニッケイ新聞 2013年11月12日  外国人がビザ期限を過ぎて滞在し続けても、当地では国外追放にはならないと最近知り驚いた。犯罪にさえ関わらなければ居ても構わないようだ。何十万人もビザなし外国人がいる現状からすれば、現実的な対処なのか。日本の日本人にとってもビザ取得の煩わしさが、気軽にブラジルへ行けない〃壁〃となっている。   ...

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ニッケイ新聞 2013年11月14日  熊本県内の大学が総出で取り組むグローバルリーダー育成研修団の派遣事業は、実に興味深い制度だと思う。  アイデアを出した日下野良武さんは「先進国じゃなく、新興国をみてほしい」と強調する。先進国では見聞きできない幅広い見識が得られ、より客観性が育まれる。  安全な先進国を見るだけでは本当の〃世 ...

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ニッケイ新聞 2013年11月23日  「4」。今年の『県連日本祭』のスポンサーとなった進出企業の数だ。「近年ずっとこんな程度」と次年度開催に向け四苦八苦する役員らはため息をつく。  多くの企業関係者はコロニアに対し好意的にコメントするが、冒頭の話を聞くと、やはり日系社会、日系人軽視の感は拭えない。  この傾向は昔から変わらない ...

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ニッケイ新聞 2013年11月26日  日本人の子供移民でブラジル人意識が強い人はいるだろうが、周辺のスペイン語圏の国民に対して優越感を感じる人はどれだけいるのか。  7歳で当地に移住したという、30代で弁護士をする韓国人男性と知り合った。以前、南米の他の国から来た人に『スペイン語ができないのか』と訊かれて嫌な思いをした経験があ ...

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ニッケイ新聞 2013年10月31日  「日本は窮屈。ブラジルは自由でいい」という台詞を口にした移民のほとんどは、戦後移民だった。戦前移民は故郷に錦をかざるため渡伯したと聞くが、戦後移民には〃日本脱出〃して当地にやってきた人が結構いたのかもしれない。  ドイツ生まれのコラム子の家人は米、日本に駐在し、当地に来た。「どこに永住した ...

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